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ISBN 10 : 4309709621
Content Description
ベルリンに亡命した青年が、世界的な蝶の研究者である偉大な父への追憶を抱きつつ作家として自立するまでを描く。言葉の魔術師ナボコフが、ロシア語作家としての実力を遺憾なく発揮した傑作。原典からの初の邦訳。〈受賞情報〉毎日出版文化賞企画部門(第64回)
【著者紹介】
ウラジーミル・ナボコフ : 1899‐1977。サンクト・ペテルブルクの貴族の生まれ。ロシア革命後、1919年に一家で西側に亡命し、ケンブリッジ大学に学ぶ。その後、ベルリンで本格的な作家活動を開始し、長篇『ディフェンス』(30)などを発表するが、ナチス・ドイツから逃れるため1940年アメリカに移住。その後は、執筆言語を英語に切り替え、精緻な仕掛けに満ちた小説を書くバイリンガルの亡命作家として知られるようになる。多くの長篇や、短篇・評論・翻訳などを幅広く手がけ、20世紀を代表する作家として高い評価を得ている
沼野充義 : 1954年東京生まれ。東京大学卒、ハーバード大学スラヴ語学文学科に学ぶ。現在、東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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starbro
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