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Nhk大河ドラマ 歴史ハンドブック 光る君へ 紫式部とその時代 Nhkシリーズ

Nhk出版

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784149110820
ISBN 10 : 4149110824
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    紫式部が暮らしたと言われる廬山寺を訪れ、源氏物語絵巻を見た。NHK「光る君へ」も最終回を迎えた。最新の紫式部と源氏物語研究についての記述が興味深い。平安時代は母系制でも父系制でもない「双系制」社会であったと言われている。しかし婚姻後は男性の恣意により夫婦関係継続が図られ、待つことしかできない女性の苦しみが女流文学の土壌となった。現代の日本において女流作家の活躍も、男性優位社会から生み出されているとすれば、平安時代と現代との類似性が垣間見える。紫式部は1千年前のフェミニストであったのかもしれない。

  • 虹色

    大河ドラマ「光る君へ」の時代考証されている倉本一宏さん監修。澤田瞳子さんとの対談も興味深く、紫式部人物相関図や、天皇即位と藤原氏の関係図などもあり、読みやすかったです。澤田瞳子作『月ぞ流るる』の参考本として併読しました。

  • yoshimi

    源氏物語好きなもんで、今回の大河にはどっぷりハマっております。戦国時代の大河ファンにはあまり馴染みがなく「色恋ばっかり」の平安時代と思われがちだけど、厳しい男尊女卑の中、女性は唯一結婚によって一族を養ったり出世したりすることが出来たのだから、そりゃ色恋は重要なのです。こちらの本は研究者による分かりやすい解説満載で、平安時代・源氏物語の情報を網羅しており読み応えあり。大河ドラマも最後までしっかり見届けます。

  • みんく

    へぇ!『光る君へ』で大活躍中の赤染衛門、その夫が大江匡衝、その子孫が『鎌倉殿』で大活躍した政所別当の大江広元なのね。へぇ!藤原道綱は「一文不通の人(文字も読めない人)」だったのね。母は『蜻蛉日記』の著者なのにー。へぇ!末摘花の、光源氏の贈歌に対する答歌にも、高度な技巧が施されてるものもあるのね。昔よりはねび勝りたまへりや!作りわける紫式部ってすごいです。引歌の説明、とても興味深い。平安貴族は、詠むひとも読むひとも、古典の知識がないと楽しめなかったのね。ドラマのほうは、俳優さん以外の演者に馴染めなくってー。

  • とら

    登場人物の名前が覚えられた。

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