Pictures At An Exhibition: Cantelli / Nyp +wagner, Berlioz, Vivaldi

カンテッリ／ライヴ録音集1951〜1953

夭折の天才カンテッリの遺した貴重な遺産。早くから同郷の巨匠トスカニーニの後継者と目されながらも、ニューヨークへ向かう飛行機の墜落事故によって36歳という若さでこの世を去ったグィド・カンテッリ。僅か36年でその生涯を閉じてしまったためカンテッリの商業用録音は非常に数が少なく、その至芸を知るためには放送音源が重要な存在となっています。
　このカンテッリの放送音源の中からギルド・ヒストリカルが復刻に着手したのは、ニューヨーク・フィル＆ＮＢＣ響とのコンビで1951年から1953年に行われたコンサートのライヴ録音。夭折の天才カンテッリの遺した貴重な遺産が、ピーター・レイノルズのリマスターによって一段と鮮明な音質で蘇ります。（東京エムプラス）

・ムソルグスキー／ラヴェル編：組曲『展覧会の絵』（録音：1953年3月29日）
・ワーグナー：『ファウスト』序曲（1953年3月22日）
・ワーグナー：ジークフリートのラインへの旅（1953年3月22日）
　ニューヨーク・フィルハーモニック
　グィド・カンテッリ（指揮）
　録音場所：ニューヨーク、カーネギー・ホール（ライヴ、モノラル）

・ルーセル：シンフォニエッタ（1951年12月15日）
・ベルリオーズ：ハンガリー行進曲（1951年12月15日）
・ヴィヴァルディ：2つのヴァイオリンのための協奏曲 Op.3-8, RV.522（1951年）
　ＮＢＣ交響楽団
　グィド・カンテッリ（指揮）
　録音場所：ニューヨーク、カーネギー・ホール（ライヴ、モノラル）