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バンクシーが1億5000万円の絵を落札の瞬間に細断したり、ジェフ・クーンズのステンレス製のウサギの彫刻が存命のアーティストでは史上最高額の100億円で落札されたりと、日本でもアートオークションの話題がニュースを賑わすようになった。今やアート作品は株や不動産のように投資の対象となり、世界のアート市場はかつてないバブルに湧いている。世界各地でアートフェアやオークションが行われ、企業がアーティストとコラボする。私たちの生活でもアートを目にすることが増えてきた。その一方では投機目的で購入され、倉庫の暗闇に眠る作品もある・・・。
だけどいつからアートが商品になったのか?誰が何のために買っているのか?そもそも、アートの値段って何だろう?
2018年サンダンス映画祭USドキュメンタリー部門正式出品
2018年アテネ国際映画祭ドキュメンタリー部門正式出品
<仕様>
2018年アメリカ/DISC1枚/本編98分/片面一層/カラー/5.1ch/16:9ビスタ
<特典>
封入ブックレット(予定)
※ジャケット及び仕様・特典等は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
<スタッフ>
監督:ナサニエル・カーン/プロデューサー:ジェニファー・ブレイ・ストックマン、デビ・ヴィッシュ、カーラ・ソロモン/編集:サビーネ・クライエンビュール/撮影監督:ボブ・リッチマン/音楽:ジェフ・ビール
<キャスト>
出演:ラリー・プーンズ/ジェフ・クーンズ/エイミー・カペラッツォ/ステファン・エド
<ストーリー>
『アートのお値段』は『マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して』でアカデミー賞にノミネートされたナサニエル・カーン監督が、誰もが抱くそんな疑問を美術界の有力者たちにダイレクトに投げかけながら、アートとお金の関係を探るドキュメンタリー。情熱的なオークショナーや、時代を創るギャラリスト、バブルを憂う評論家に、アートに魅入られたコレクター。そしてジェフ・クーンズ、ラリー・プーンズ、ジョージ・コンド、マリリン・ミンター、ジデカ・アクーニーリ・クロスビー、ゲルハルト・リヒターといった超一流アーティスト。彼ら十人十色の価値観がせめぎあいながらも共存するめくるめくアートの世界をさすらいながら、カーン監督はもう1つの問いを私たちに投げかける。そもそも、アートの価値って何だろう?アート市場の舞台裏に、あなたの答えを探しに行こう。
劇場公開:2019年8月17日(G)
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