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逆説の日本史 7(中世王権編)

Motohiko Izawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093794183
ISBN 10 : 4093794189
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1999
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひろき@巨人の肩

    足利幕府と南北朝の四大君主より逆説的に「権力と平和」を論ずる本巻も面白い。後醍醐天皇は太平記が示す「徳亡き王は大忠臣が支ても滅ぶ」という朱子学思想を体現。尚、太平記は欠落の巻二十二を境に作者が代わり後醍醐の怨霊鎮魂手段に利用?足利尊氏は非情になれなかった将軍。直義との兄弟喧嘩が発展し南北朝の対立が顕著化。二つの権威において「和」は成立しない。足利義満は天皇に最も肉薄した将軍。南北朝合一、明より日本国王の称号獲得。花の御所・室町幕府を開く。足利義教は室町最大領土を拡大。比叡山延暦寺を初めて武力制圧。

  • 背古巣

    久しぶりの井沢さんです。相変わらずの歴史学者に対するダメ出しですが、井沢さんにも批判が相当あるのでしょうね。あとがきにそれがうかがえます。でも、私は井沢さんの唱える説が日本人の本質を見据えながらの歴史考察というところで、的を射ているものだと思います。今回は室町幕府の成立と、なぜ戦国時代が始まったのかという話。特に足利尊氏がいい人過ぎてその優柔不断さで将軍失格であったこと。義満が天皇になろうとして目前まで行ったこと。義教が信長・秀吉・家康の手本であったろう事。とても興味深かったです。面白かったです(^o^)

  • 金吾

    ○後醍醐天皇と足利義教の評価は常々感じていた点であり至極納得できました。昔嘉吉の変について書いた小説を読みましたので、もう一度探してみたいと思います。義満の話はなかなか熱が入っていました。

  • あいら

    再読。 南北朝時代の話があまり頭に入ってこない。登場人物が魅力的ではないと言う、とんでもなく失礼な理由があるのだが、まぁ仕方ない。 三代将軍足利義満の辺りから俄然おもしろくなってくる。 正直足利義教と言う人をよく知らないのだが、この本を読む限りお側に寄りたくはないが尊氏に比べたら遥かに為政者として魅力的で読み応えがありました。 室町幕府も個性的な将軍が幾人もいるわけで、もっとスポットが当たっていい時代だと思う。 大河ドラマとかやってくれたらいいのになぁ。

  • きたぴー

    (1月読了)今回も盛り沢山の第7巻♪室町幕府のことはあまり詳しくないですが「中先代の乱」「観応の擾乱」など近年取り上げられることが増えてきた注目の時代ですかね。鎌倉と室町の武士の性質の違いや、幕府と天皇家や宗教勢力との関係性などを独自の視点で丁寧に読み解いてくれるので読み易く夢中になれる。「絶対権力の確立による平和の実現こそが国の繁栄の基礎」はその通りだろう。その動機が権力欲か日本の安定・発展を心から願ってのことか?!そこに色々な味わいがあるのかもね。ま、義満ギラつきすぎ(笑)義教結構やるねぇ!!面白い♪

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