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ISBN 10 : 4094020071
Content Description
日本歴史上未曽有の戦乱期、その記録をなぜ『太平記』と名付けたのか?“天皇家乗っ取り”という野望成就を目前にして急死した足利義満は暗殺されたのか?数々の謎を秘めた南北朝の世に斬り込む逆説の日本史シリーズ文庫、待望の最新刊。
目次 : 第1章 足利幕府と南北朝1 尊氏対後醍醐編―戦乱を招いた天皇絶対国家の理想(後醍醐が直面した軍事力無き中央政府のジレンマ/ 尊氏に幕府開設を決意させた直義の「ニセ綸旨」 ほか)/ 第2章 『太平記』に関する小論編―巻二十二の欠落が暗示する作者の正体(欠落した巻二十二を境に大きな断絶が存在する謎/ タイトルに隠された「欠徳の人」後醍醐に対する作者の思想 ほか)/ 第3章 足利幕府と南北朝2 尊氏対直義編―幕府政治の確立を遅らせた兄弟ゲンカ(半世紀以上の戦乱を招いた足利尊氏は「平和の破綻者」か/ 弟直義に「非情」になれない尊氏が招いた二大派閥の抗争 ほか)/ 第4章 足利幕府と南北朝3 「日本王国」足利義満の野望編―「天皇家乗っ取り」直前の不可解な死(「和」の精神が通用しない南北朝時代に求められた“怪物将軍”/ 寺社勢力に対抗する軍事力・政治力を持たなかった室町幕府 ほか)/ 第5章 「恐怖の魔王」足利義教編―「くじ引き将軍」が目指した絶対権力(足利義満、徳川家康は絶対的権力を確立した「平和の創造者」/ 四代将軍義持の後継者を「くじ」で決めた室町“連合”政権の困惑 ほか)
【著者紹介】
井沢元彦 : 作家・1954年愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞受賞。以後作家活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2016/03/31
ころこ
読了日:2020/02/14
デビっちん
読了日:2017/06/28
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読了日:2016/03/30
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Creator:望月ハルヒ
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