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「歴史×経済」で読み解く世界と日本の未来

Motohiko Izawa

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569836294
ISBN 10 : 4569836291
Format
Books
Release Date
August/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本の進むべき道、その答えは歴史が教えてくれる。

目次 : 第1章 歴史×経済で「世界激変」を読み解く―歴史学・経済学の専門家は「歴史・経済」を知らない!/ 第2章 アベノミクスを歴史×経済で検証する―「デフレは悪」か?日本の未来を読み解く/ 第3章 中国は限界に近づいている―一党独裁の国・中国の未来を読み解く/ 第4章 朱子学と経済不況が韓国を苦しめる―なぜ反日か?韓国と北朝鮮の未来を読み解く/ 第5章 揺れるヨーロッパ、日本に接近するロシア―混沌とするEU、欧州の未来を読み解く/ 第6章 エネルギーが常に紛争の種になる―平和か戦争か?世界の資源の未来を読み解く/ 第7章 日本が発展するにはどうしたらいいのか―日本の会社、働き方、教育の未来を読み解く

【著者紹介】
井沢元彦 : 作家。1954年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局(政治部)の記者時代に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念する。「週刊ポスト」にて連載中の『逆説の日本史』は、ベスト&ロングセラーとなっている

中原圭介 : 経営アドバイザー・経済アナリスト。「総合科学研究機構」特任研究員。1970年、茨城県土浦市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。経済や経営だけでなく、歴史や哲学、自然科学など、幅広い視点から経済や消費の動向を分析しており、その予測の正確さには定評がある。「もっとも予測が当たる経済アナリスト」として評価が高く、ファンも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おおたん

    勉強になりました。ありすぎて、再読したいと思います。「デフレが不況を呼ぶのは誤り。原油価格の下落で低インフレになった方が消費が伸びるということが歴史によって証明されている」「革命や動乱はデフレではなく、インフレの時に起こる」「カトリックとプロテスタントの違い」「国際紛争が起こった時は、石油欲しさとつけるとだいたい説明できる」「お茶と珈琲は、まずい水を誤魔化すために生まれた」「最高神が女神の国は、日本以外ない」「知識がなければ応用もできない」など。自己啓発と金融投資とどちらの点においても読んでよかった。

  • T坊主

    1)今後日本の和は会社ではなく、必要に応じて作られたチームに変わり、それに合わせて採用パターンが変わっていく。日本人は生涯にわたって働いたほうが幸せ。2)ゆとり教育の弊害ー集団から個を重視する反動から自分らしい生き方という考え方が歪んだ形で若者の間に定着してしまった。学校教育に歴史、宗教、語学をと。3)知識がな無ければ思考も応用もない。4)朱子学により中世から抜け出せない中韓。5)実態を見ないで、欧米と比較したがる学者。6)構造改革を行い、方向と予算つけは国が、民間に自由にやらせる。7)農業国は儲からない

  • まゆまゆ

    作家と経済アナリストによる対談。自然科学であり得ないことが経済学では起こる。物事の本質をつかむには哲学と歴史の理解が必要との主張は納得。通貨安により実質賃金が低下していることで消費が増えないことは確かに経済学では説明できないんだろうなぁ……過去の多くの暴動はインフレによる食糧不安が発端との指摘はなるほどと思う。

  • GASHOW

    中国の自壊について、世界と同じ歴史の時間にないというのは、なかなかだと思う。その理由として植民地支配の人類の苦い経験を被害者としか経験しておらずそれをすすめようとしている。そして恐れているのは宗教という。ネット封鎖でキリスト教のような平等の思想を恐れている。日本のインフレ目標の危険性にも納得。インフレは、貯蓄の価値を減らし政府借金を減殺するために目標としている。デフレがおこるのは過競争なのであって、防ぐことは難しいがインフレが解決策ではない。朱子学が韓国・日本の根本問題だということもわかった。

  • makio37

    「インフレやデフレはあくまで結果」や「革命や動乱は(中略)すべてインフレの時に起きている」などはその通りであり、現政権の金融政策への批判は妥当だと思う。中原氏の「経済を分析する上では中国のWTO加盟があった2001年以降をそれ以前と分けて考える必要がある」という視点などは憶えておきたい。「9条を守れ」=「軍隊は穢れたものだからダメ」だとして日本人の情理的民族性を批判するくだりなど、井原氏の言説は反発を感じるが鋭いものがいくつかあった。ただし、全体としては新鮮さに欠ける内容だった。

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