Books

まちんと

Miyoko Matsutani

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784034380109
ISBN 10 : 4034380101
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1983
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
司修 ,  

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア

    松谷みよ子・文、司 修・絵。広島の被爆をテーマに描かれた絵本。地の文は短いながら、せつせつと心に訴えかける。要所に広島弁を散りばめた語りも功を奏しているだろう。ちなみに、タイトルの「まちんと」は、コンテクストからすれば「もうちょっと」の意味だと思われる。女の子が鳥になってからも、「まちんと まちんと と なきながら とんでいる」との幻想への解放は、女の子と被害に遭った多くの人々の魂の普遍化を果たしてもいる。司修の絵も、実に丁寧に誠意を持って描かれてい る。被爆前の産業奨励館(原爆ドーム)と相生橋、⇒

  • 紫綺

    図書館の松谷みよ子さん追悼コーナーにて。かわいい女の子の表紙と幼児語のようなタイトルを見て、かわいらしいお話と思い読んだのだが、とんでもない。広島の原爆投下を描いた哀しい悲しいお話だった。松谷さんと司さんの平和への想いがひしひしと伝わる絵本。

  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん🎄🎅🎄

    8月6日。ピカっと光ったのは1回だけなのに、、、たった1回なのに、、、被爆は一生涯。。。

  • 糸車

    高校生の頃、高岡良樹さんという歌手が若い世代の子に聴いてもらいたいとコンサートを開いてくださった。ろくな音響効果もない体育館。のびやかな歌声、ギター一本とは思えない迫力に圧倒された。中でも一番印象に残った歌が「まちんと」。このお話を下敷きにして作られた歌です。その後書店をまわりこの本を入手し、引っ越しのたびに一緒についてきた。何度読んでも泣かされる。戦争は弱いものにも容赦ないというシンプルな事実にうちのめされる。短い中にも大切なことを伝えてくれる本です。ぜひ手に取って読んでほしい。

  • よこたん

    “ただ いっぱつの ばくだんだったけれど” これは、小さな子の「わたしたちにわかる戦争の本ないの?」の言葉から生まれた絵本。文字が少ない分、絵が静かに、しかし容赦なく語りかけてくる。苦しくなるけれど、目を背けることができない。8月のあの日の広島。いまわの際に、トマトをまちんと(もうちょっと)と、欲しがる幼い子。焼け落ちた町をトマトを求めてさまようお母さん。爆弾が落とされた下には、数限りないこんな悲しい出来事があったに違いない。誰だってこんな思いをしたくないし、させたくもないはずなのに。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items