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だれかのことを強く思ってみたかった

Mitsuyo Kakuta

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087478815
ISBN 10 : 4087478815
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

レインボー・ブリッジを背にした制服の男女。頼まれて、シャッターを押しながら、思う。「この世界はどのくらいの強度でなりたっているんだろう?私たちはどのくらいの強度でそこに立っているんだろう?」(『ファインダー』)。水族館、住宅街、東京タワー、駅のホーム…。一年間にわたり、角田光代と写真家・佐内正史がふたりで巡り、それぞれが切りとった、東京という街の「記憶」。

目次 : ファインダー/ まわる季節/ プラットホーム/ 世界の終わり/ 夜景/ 父と歩いた日/ おだやかな楽園/ 押し入れ/ レッスン/ 上等なカーテン/ スカイマンション403/ 光の柱に/ ジュテーム/ 金色の道/ 見なかった記憶/ 東京

【著者紹介】
角田光代 : 90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。「まどろむ夜のUFO」で野間文芸新人賞、「ぼくはきみのおにいさん」で坪田譲治文学賞、04年「対岸の彼女」で第一三二回直木賞を受賞

佐内正史 : 写真家。68年生まれ。『MAP』で第二八回木村伊兵衛写真賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 藤井寛子

    写真家と角田光代さんのコラボ。東京の風景と東京の片隅にある物語。2ページとか短く終わる物語ばかりだけど私の中に入るものばかりだった。

  • masa

    名場面とは少し違う、他愛ないけれど印象的なシーンばかりを連続で編集した映画を観るような読書体験。溜息。憂鬱や呆れだけではなく、圧倒されたときにも出るんだなと知る。こんなのも描いてたのか。ずるい。町の写真を飾る、とても短い文章の切れ端。僅か三ページ。徹底的に無駄を排除した絵画的な文章は、むしろ行間までなまなましく饒舌で叙情的だ。短いので何度でも読める。『見なかった記憶』がとてもいい。手に入れられなかったものによって創り上げられる記憶。経験しなかったことによって形成される存在。僕らにとって、今は、今しかない。

  • 波音

    何度も繰り返し見る夢がある。新しい部屋を探す夢。希望通りの部屋を見つけ引っ越しを済ませ、買い物に出る。夢中になってるうちに外はすっかり暗くなり新居に辿り着けず迷子になる。という情けない夢。新しい居場所を求めては迷子を繰り返す。私にとっての"東京"は、そんな場所だったのかも。ノスタルジックなモノクロフォトから滲むような色彩へと移り行く写真に、何故か胸が熱くなる。気付けば街は知らない顔へと変化し、あるのは距離なのか、距離感なのか。「わたしを生かしているのはだれかではなくて、自分が幸福だという錯覚なのだから。」

  • ピロ麻呂

    みんなそれぞれの人生の道があり、それぞれの主人公なんだな〜 角田光代さんの詩的なショートショートと佐内正史さんの日常的な街の風景写真がミックスされててストーリーを読むというより、人生の1コマを想像するような作品。やっぱりいいなぁ〜角田光代さん♪

  • shizuka

    線路や電車が写っている東京が一番いい。あと街角の東京も悪くない。人の数だけそれぞれの東京がある。来る者去る者、いい感情、悪い感情すべてを包み込む東京。『ジュテーム』のピエールは「東京は世界でいちばんうつくしい町だ」と言った。拙い日本語で。その通りだよピエール。同じものなんてひとつもない。毎日流れて変化していく、それが東京。そして『押し入れ』のおばあちゃん。東京のかたすみで違う時間軸を生きるおばあちゃん。呆けてしまった老人を「違う時間軸で生きている」と表現した角田さん◎。異次元交流もできる場所、それも東京。

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