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松籟邸の隣人 二 炎夏の章

Masataka Miyamoto

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569858852
ISBN 10 : 4569858856
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
March/2025
Japan

Content Description

日清戦争前夜の日本。少年・吉田茂が謎の隣人・天人と共に大磯の松籟邸近くで起きる物騒な事件を解決していく活劇ミステリー第二弾。

【著者紹介】
宮本昌孝 : 1955年、静岡県浜松市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、手〓プロダクション勤務を経て執筆活動に入る。95年、『剣豪将軍義輝』で一躍脚光を浴び、以後、歴史時代小説作家として第一線で活躍。2015年、『乱丸』にて、第四回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。21年、『天離り果つる国』(上・下)にて、「この時代小説がすごい!2022年版」(宝島社刊)の単行本部門で第1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rosetta

    ★★★✮☆吉田茂も18歳。日本中学や一ツ橋の前身の東京商業や後の東京理科大の東京物理学校やらに入りまくっては辞める。東京や横浜が生活の中心になっているはずだが物語はやっぱり大磯が主な舞台。天人は相変わらず万能の天才ぶりで、少しづつ分かってきたところでは、元アメリカ大統領のジェネラルグラントの養子で、明治天皇から侍従に求められたほどの才能。だがアメリカと日本の影の結であり続けるべく表にはでないようにしている。徳川家のお姫様とか女剣豪とかアメリカからの暗殺者とか紙芝居のように話が大風呂敷に広がるのが楽しい。

  • 信兵衛

    シリーズ第2弾。 大磯を主な舞台として、明治の貴顕たちが次々と登場する処が本作の面白さ、楽しい処です。

  • しゅー

    ★★前作は江戸から明治の時代変化で生じたひずみが裏のテーマだった。本作は同じ明治でも、日清戦争を境に帝国主義国家へと成長する日本の苦闘が各短編の背景にある。そして時代を象徴する人物として、陸奥宗光の動静が通奏低音のように連作を通して語られる。天人シンプソンの謎を中心にしていた一巻に比べると吉田茂少年(もう青年か)の活躍が目立つ。ハラハラ・ドキドキするような作品ではなく、休日の読書にちょうどよかった。どの時代まで描くのかな。

  • chuji

    久喜市立中央図書館の本。2025年3月初版。初出「文蔵」2023年4月号〜24年3月号。加筆・修正。天人の正体が判明した。次作では天人と志果羽の関係はどうなっているのでしょう? 三部作の予定みたいです。

  • spike

    ヤング吉田茂の冒険活劇。続編が出ているのを知らず、第3巻刊行を知りあわててまずこちらから。テンポもよく、登場人物の解像度もバッチリ。明治のビッグネームたちがどんどん登場することもあり、読み進めていて楽しい。

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