「What’s Going On」や「Mercy Mercy Me (The Ecology)」を聴いているとまず癒しを感じるんですよね。歌詞はベトナム反戦だったり環境問題だったりと硬派なのですが、英語が堪能でない我々日本人はまずサウンドに耳が行く。でもその音楽面の良さがこの作品を名盤たらしめているのだと思います。

一家に一枚の名盤です。初めて聴いたときはおとなしすぎて、スローな曲が続くので退屈だと感じたのですが、聴くたびに素晴らしさがじわじわ分かってきます。アルバム一枚でひとつの作品という作りはよくありますが、アルバム自体がひとつの曲のような感覚で聴くようになりました。すべての音楽ファンに聴いて欲しい作品です。

1960年代のMARVIN GAYEの代表する傑作作品。デビュー後初めて全米1位のヒットとなった「I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE」は、モータウンが好きな人は一度は聴いた事のあるナンバー。それ以外の曲もまるでジャケットの写真の様な力強い感じで歌いあげていま。国内盤1000円（税込1100円）廃盤になる前に聴いてみて下さい。大推薦の1枚です。

大したファンでも無いし、CD持ってるのでアナログはこれでいいかと（値段もお手頃だった）。超名曲What’sGoingOnのシングルバージョン（モノーラル、冒頭の、飲み屋？の喧騒が入って無い）両面をA面に（ややこしい）、B面はリミックス二曲の10インチEP、ジャケ写がLPと同じで紛らわしい。A面はリマスターのハズだが、特にいい音には聴こえない（テープの経年劣化のせい？）。B面は蛇足感が少し、トータルでは買い値込みで四つ星、もう少し音が良ければ。

神々強いアルバムです。セルフプロデュースの先鞭をつけて、こんな傑作を生み出してしまったマーヴィン・ゲイって一体・・・。

美しいﾌｫﾙｾｯﾄのお手本的存在と言えばこの人！個人的に…。どこまでも甘くｴﾛいｳﾞｫｰｶﾙに浸ってください。この後のﾃﾞｻﾞｰﾄととして『ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ･ﾗﾌﾞ』もｵｽｽﾒ。

歴史的名盤。

パフォーマンスも選曲も文句なしの最高の一枚。バックの熱演も見逃せない。映像もいわゆるフィルターなしの鮮明な画像を楽しめます。ラストの「What’s going on」のMCの意味がまた泣ける。ここの意味を知るためにだけに国内盤を買っても損はない。う〜ん、存命中のライヴ映像では、まさに究極の記録です。

これは少し痛い..。BEST-LIVEとあるだけに、何箇所かのLIVE映像をつなぎ合わせたものです。曲間で突然場面が変わって、衣装も変わって..って当たり前なんだけど、やはり違和感は否めない。アーカイブ的な時系列的な順番もなく、ちょっと消化不良気味なＤＶＤ。これなら「Live In Montreux 1980」１枚で十分−個人的にはそう思いました。

SHM-CD買いました。音が良くなってさらに深い世界へ引き込まれます。 マーヴィンといえば｢Whats Going On｣といわれがちですが、日本人は意外とこういうほうが好きな人多いのではないでしょうか？