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素敵な活字中毒者

Makoto Shiina

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087510232
ISBN 10 : 4087510239
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1983
Japan

Customer Reviews

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まさしく書名通りの活字中毒者たちのエッセ...

投稿日:2021/04/17 (土)

まさしく書名通りの活字中毒者たちのエッセイや短編を集めた魅力的な本です。山口瞳、植草甚一、大岡昇平、小林秀雄、紀田順一郎、開高健、江戸川乱歩、夢野久作、澁澤龍彦、他多数の錚々たる顔ぶれを見れば、説明は不要かもしれません。

アヒル交響曲 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こばまり

    錚々たるアンソロジー。文庫初版は83年。収められた井上ひさし、開高健、野坂昭如、澁澤龍彦、山口瞳、大岡昇平の各氏が存命で、現役で書いていた。なんと豊潤な時代であったか。唖然とする程である。

  • GAKU

    井上ひさし、田辺聖子、野坂昭如、夢野久作等々錚々たる作家の活字中毒にまつわる短篇が収録された一冊。著名作家の方々の活字中毒、本好きの逸話にただ、ただ感心。最後の椎名誠、鏡明、目黒孝二の鼎談も良かったです。

  • メタボン

    ☆☆☆★ 本好きな人の逸話を聞く(読む)のは楽しい。ましてそれが創作であると尚更面白い。その意味では夢野久作「悪魔祈祷書」が出色の面白さ。野坂昭如「万引千摺り百十番」はタイトル通りの千摺り小説(本の中に精液をぶちまけるのは悪趣味の極み)。椎名誠「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」は後半に行くほど加速するように笑える。澁澤龍彦「文字食う虫について」は澁澤の博学度合いに舌を巻く。野呂邦暢「本盗人」は古書店の情景描写が良いがラストは今ひとつ。

  • Cinejazz

    著名な読書家を「活字中毒者」と位置づけ、著者自身が書の世界観を語った17篇のエッセイ集。▷「活字中毒者の一日」山口 瞳 ▷「本を食べる」田辺聖子 ▷「行きつけの」井上ひさし ▷J.J氏と神田神保町を歩く」植草甚一 ▷「もだえ苦しむ活字中毒者・地獄の味噌蔵」 ほか。巻末の鼎談解説(鏡 明、目黒考二、椎名 誠)は、飛びぬけて面白い。

  • akira

    「ときどき本を読みたいために、わざわざ鈍行で行ったり…」

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