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Symphony No.1 (+Blumine): Francois-Xavier Roth / Les Siecls

Mahler (1860-1911)

User Review :4.5
(6)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
HMM905299
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

Franois-Xavier Roth and Les Sicles present a fascinating new interpretation of Mahler's Symphony No.1. It features the first period instrument recording of the 1893-94 version, using a performing edition prepared by musicologists Anna Stoll Knecht and Benjamin Garzia, working in collaboration with Universal Edition. Initially presented as a symphonic poem entitled Titan, the work was met with severe criticism as it developed. This fascinating reconstruction using the composer's Hamburg and Weimar manuscripts testifies to the genius of one of the greatest symphonists of the modern era.

Track List   

  • 01. Mahler: Symphony No. 1 in D major 'Titan'
  • 02. Les Sicles Franois-Xavier Roth
  • 03. I. Frhling und kein Ende. Einleitung und Allegro comodo (Hamburg-Weimar 1893-94 Version) 14:38
  • 04. II. Blumine. Andante (Hamburg-Weimar 1893-94 Version) 5:41
  • 05. III. Mit vollen Segeln. Scherzo (Hamburg-Weimar 1893-94 Version) 6:41
  • 06. IV. Gestrandet! (Hamburg-Weimar 1893-94 Version) 10:40
  • 07. V. Dall'Inferno. Allegro furioso. (Hamburg-Weimar 1893-94 Version) 19:22

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花の章が付いた1893年版は初めて聴いた。マ...

投稿日:2022/01/12 (水)

花の章が付いた1893年版は初めて聴いた。マーラーのオーケストレーションは、今まで聴いてきたバージョンとはずいぶんと異なり、様々な聴いたことがない音形やパーセージがあり驚きの連続である。なにより、後のバージョンで纏った暑苦しいコートを脱ぎ捨て身軽になったことで、作品の本質が露わになっていると感じる。それにしても、ロト指揮するレ・シエクルのなんと瑞々しい響き! 爽やかな印象の一枚である。

Ichirokagawa さん | 香川県 | 不明

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 ロト指揮のレ・シクエルによる時代楽器と...

投稿日:2021/07/16 (金)

 ロト指揮のレ・シクエルによる時代楽器と当時の演奏法によるマーラー、交響曲第1番『巨人』花の楽章付きである。第2稿を用いているというが、厳密に第2稿に従っているのかな?と感じるが……それはともかく、金管、木管、打楽器、ガット弦の弦楽器は現代楽器よりも柔らかい音がし、ビブラートを抑えたいわゆる「ピュアトーン」奏法は楽器ソロでも合奏でも美しい響きがする。しかし現代オーケストラの力強い迫力ある響きには及ばないところがあり、第5楽章の冒頭の感情の爆発的音響がやや物足りなく感じられるのが典型例であるが、それはロトの知的コントロールのせいもあるだろう。というのは、最後のコーダの推進力と迫力は現代オーケストラの演奏に負けていないからである。個人的には、交響曲第1番の本来の姿に近い演奏を聴けて良かったと思っている。古楽器や時代楽器 による演奏が好きな私としては、ロマン派の音楽がもっと時代楽器で演奏され、録音もされないかなと願っている。

まさやん さん | 新潟県 | 不明

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南西ドイツ放響とは通常の4楽章版で録音し...

投稿日:2019/07/05 (金)

南西ドイツ放響とは通常の4楽章版で録音していたロトだが、5楽章版の録音にはレ・シエクルを起用。相変わらず楽器の選び方に対するこだわりは半端ない。世紀転換期頃のドイツ系楽器が集められていて、普段フランス式のバソンを吹いているファゴット奏者など、ドイツ式ファゴットに適応するのは容易ではないと思われるが、大したものだ。ただし、楽器へのこだわりに反して、楽譜の選択が何とも安易なのは残念。すでに通常版で録音しているのに、何で二度目の録音にこのマーラー協会版を選ぶかな。確かに第1楽章最初のファンファーレはクラリネットではなくホルンだし(ヘンゲルブロックと同じく舞台裏ではなく普通にオケの中で吹いているようだ)、終楽章になってもダブル・ティンパニにはならないが、それ以外では通常版との違いはほとんどない。ちゃんと校訂されている楽譜だから、以前のハンブルク稿に比べれば信頼性は高いだろうけど、オケの編成も普通の四管だし、ホルンも(メンバー表が正しければ)8人いる。演奏自体も叙情的な部分の歌い方など、ノン・ヴィブラートに固執して、ちょっとぎこちない所が面白かった前回録音に比べると、ずっと普通のスタイルに近づいている。確かに普通はマスクされがちな中低音域の動きが良く聴こえるあたりは、さすがロトと思うけど、もともと極度にポリフォニックな5番と違って、1番でこれをやられても、あまり有難みがない(その点ではギュルツェニヒ管との3番も不発だったと思う)。行くところ可ならざるはなしという感があったロトも、ドイツ系レパートリーに関しては無敵とは言えないな。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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