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Symphonies Nos.2, 4, Das Lied von der Erde, etc : Otto Klemperer / Bavarian Rso, Hungarian Rso, etc (1947-65)(3CD)

Mahler (1860-1911)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
MR2521
Number of Discs
:
3
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


クレンペラーのマーラー・ライヴ録音集(3CD)
交響曲第2番『復活』(1965年バイエルン、ステレオ)、大地の歌(1948年ハンガリー)、交響曲第4番(1956年バイエルン)、他


クレンペラー・ファン向けCD。ハンガリー時代の『大地の歌』に、バイエルン放送響とのステレオの『復活』、ケンペ夫人のリンダーマイヤーをソプラノに迎えたバイエルン放送響との第4番、フェリアーとの『亡き子をしのぶ歌』、ヘルマン・シャイとの『さすらう若者の歌』を収録。

【大地の歌】
第2次大戦後、ヨーロッパに戻ったクレンペラーの最初の重要な仕事は、ブダペスト国立歌劇場の音楽監督というもので、ワーグナーやモーツァルトなどで注目される上演をおこなっていました。まだ大けがや大やけどといったトラブルに見舞われる前のこの時期の演奏の特徴はとにかくテンポが速いこと。ここでもトータル約50分と、快速で知られる3年後のVOX録音に較べても2分以上速い演奏時間となっており、『大地の歌』史上、最速の演奏となっています。後年のEMI盤とは実に13分も違いますが、基本的な解釈は変わっておらず、勢いの良さゆえの粗暴な感覚、ハンガリーの2人の歌手による力強い歌唱は、もともとのクレンペラーの『大地の歌』の持ち味でもある荒涼・殺伐といった面をさらに際立たせて痛快。1948年のライヴ録音なので音質は冴えませんが、クレンペラー・ファンにとっては資料としても貴重な録音と言えると思います。

【復活】
1905年、クレンペラーがまだかけだしだった頃、『復活』の初演指揮者でもあるオスカー・フリートの演奏会の際、バンダの指揮をまかされたことがあります。リハーサルに現われたマーラー本人に、クレンペラーはバンダ部分に満足しているか尋ねにいきました。ところが『まったく最低だ。あまりにうるさすぎる!』との答え。『しかしスコア上には”非常に高らかに(sehr schmetternd)”とある』とのクレンペラーの反論に、マーラーはこう答えました。『その通りだ。だけど、遠くかなたからだ。』クレンペラーはこの言葉を心に刻み、実際の演奏会では非常に柔らかく聴こえるよう砕身しました。演奏会後、楽屋にやってきたマーラーは、クレンペラーを見つけて手を握り『素晴らしかった』と褒め称えました。クレンペラーいわく『それがどんなに嬉しかったか!』。それを機にマーラーとの親交の始まったクレンペラーはほどなくマーラーの推薦状を得てプラハのドイツ歌劇場に赴くこととなるのです。こんなエピソードに始まり、1950年のシドニー響とのライヴ録音、1951年のコンセルトヘボウとのライヴ録音、1951年のウィーン響とのセッション録音、1961年のフィルハーモニア管とのEMIのスタジオ録音、1963年のウィーン・フィルとのライヴ録音、1963年のフィルハーモニア管とのライヴ録音、1965年のバイエルン放送響とのライヴ録音、1971年のニュー・フィルハーモニア管とのライヴ録音といった具合に『復活』演奏史が続くのですが、バイエルン放送響楽団との演奏はステレオ録音という恵まれた音質条件と演奏内容により人気の高いものとなっています。

【交響曲第4番】
マーラーの第4番は、オペラ指揮者だったクレンペラーが初めてコンサート・ホールで指揮した日のメイン・プログラムでした。1912年1月30日にハンブルクでおこなわれたこの演奏会は大成功で、以後、半世紀にわたる作品との付き合いが始まります。戦後は振る回数が増えたようで、1947年にウィーン・フィルと、1948年にはベルリン・フィルと、1949年にはオーストラリア・ツアーで、1954年にはケルン放送響と、1955年にはコンセルトヘボウと、1956年2月にはベルリンRIAS響と、1956年の10月にはバイエルン放送響と、そして1961年にフィルハーモニア管とEMIにスタジオ録音といった具合に数多く演奏しており、録音も複数遺されています。このセットに収められたバイエルン放送響との演奏は、モントリオール空港でのタラップ転落事故による怪我も癒え、絶好調だったクレンペラーのエネルギーがほとばしるもので、作品のイメージそのままに推進力に満ちたテンポ設定がおこなわれ、飛び交う数々のフレーズにより、魅惑的な場面が連続的に形成されるといった印象です。ここにはEMI盤のように足を止めて景色をじっくり眺めるといった雰囲気はありませんが、快適なテンポで闊歩し、それぞれの景色を積極的に楽しむといった趣があります。指揮者ケンペ夫人でもあるソプラノのリンダーマイヤーも美しい歌唱を聴かせています。

【亡き子をしのぶ歌】
1951年7月12日におこなわれた有名なコンセルトヘボウ管弦楽団との『復活』と同じ演奏会のライヴ録音。フェリアーの深い声とクレンペラー指揮するコンセルトヘボウ管弦楽団のダイナミックな演奏の絡みが聴きものです。

【さすらう若者の歌】
1947年12月4日におこなわれたコンセルトヘボウ管弦楽団とのブルックナー第4番と同じ演奏会のライヴ録音。オランダのバリトン、ヘルマン・シャイはメンゲルベルクともこの曲を録音していましたが、クレンペラーの指揮は大幅にテンポが速くなっていました。(HMV)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』


 ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
 ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
 バイエルン放送交響楽団&合唱団
 録音:1965年1月29日(ステレオ・ライヴ)

● マーラー:交響曲第4番ト長調

 エリーザベト・リンダーマイヤー(ソプラノ)
 バイエルン放送交響楽団
 録音:1956年11月19日(モノラル・ライヴ)

● マーラー:亡き子をしのぶ歌

 キャスリーン・フェリアー(アルト)
 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 録音:1951年7月12日(モノラル・ライヴ)

● マーラー:大地の歌

 ユーディト・シャーンドル(アルト)
 エンドレ・レスラー(テノール)
 ハンガリー放送交響楽団
 録音:1948年11月2日(モノラル・ライヴ)

● マーラー:さすらう若者の歌

 ヘルマン・シャイ(バリトン)
 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 録音:1947年12月4日(モノラル・ライヴ)

 オットー・クレンペラー(指揮)

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なんといっても「復活」が素晴らしい。バイ...

投稿日:2019/01/11 (金)

なんといっても「復活」が素晴らしい。バイエルン放送響の底光りする音がスタジオ録音のフィルハーモニアのやや中性的すぎる音よりもこの演奏に深みと劇性を付与している。音がまたこの時期のライブとしては最上級の音だ。ヒスノイズなども少ない。あらゆる「復活」に冠たる名演といっても良い。四番はだいぶ前のモノ録音なのと、こういう曲ならフィルハーモニアの音にも不満がないが、演奏は同様に素晴らしい。音もそんなに悪くはない。「大地の歌」はその点では少し厳しい。これはスタジオ録音を取るべき。歌曲は音が良くない。特にフェリアーとのはノイズも盛大。ただ「若人」の方は他に録音がないし、貴重。ただこの値段だし、「復活」だけで有難や有難やと拝む気分。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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