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オリ-ブの真実 歴史ミステリ-

L.デイヴィス

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334761424
ISBN 10 : 4334761429
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

紀元一世紀のローマ―当時オリーブ油は料理だけでなく、照明・化粧・医療など万能のオイルとして、幅広く利用されていた。有力生産者を迎えてのパーティで客の襲撃事件があり、オリーブ油価格談合疑惑も浮上。―身重のヘレナをともなって我らがファルコは特産地スペイン南部への任務に就く。行く先先に現れる妖しげなスパニッシュ・ダンサーは敵か味方か?ラストシーンでは待望の女児誕生!感動のシリーズ第八作。

【著者紹介】
リンゼイ・デイヴィス : 1949年生まれ。オックスフォード大学卒業後、公務員から作家に

田代泰子 : 国際基督教大学教養学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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愉快痛快!!ローマ帝国、ヴェスパシアヌス...

投稿日:2011/07/09 (土)

愉快痛快!!ローマ帝国、ヴェスパシアヌス帝の時代、卑しい身分とされた密偵であるファルコが孤軍奮闘(と言ってもそれぞれ個性あふれる魅力的な、親友やその他悪友、仲間、家族も登場し活躍するのだけど)するシリーズもの。 ローマ時代の庶民から貴族・皇帝までの暮らしぶりや風習やリアルにわかるし、登場人物がとても活き活きとしていて、笑わせながらも、つい引き込まれます。 英国では毎回ベストセラーリストに登場する国民的活劇シリーズ。          ※発行年月日は2004年6月です。

diana さん | 茨城県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鐵太郎

    時はハリウッドで有名な皇帝ネロが倒されてから数年後、最初のローマ帝国中興の祖であるウェスパシアヌスが帝位についてしばらくしてのこと。正確に言うと、AD73年、3月31日から5月25日。そしてその数日後。出産予定日まで2ヶ月のヘレナをつれたファルコは、無事に任務を果たせるのか。  ヘレナは出産前にローマに帰れるのか。オリーブの究極の使用法とは何か。  面白い本に出会えると、幸せを感じます。(,⌒-⌒) v

  • 中島直人

    (図書館)推理小説っぽいストーリーで読み応えあり。

  • あき

    シリーズ8作目。1作目の紀元70年から少しずつ時は経ち73年。今回はローマで起きた事件に関わる問題の解決を求めて、ヒスパニアへ旅立つ。出産間近のヘレナを連れて。天敵のアナクリテスは助かるのか?オリーブの様々な活用法。カルテルは存在するのか?お人好しのファルコ。もう少し報われて欲しい。冒頭のガルム(魚醤)のアンフォラを持ち帰りとりあえず洗濯屋の陰に隠すシーン。てっきり洗濯屋で見つかって何か問題が起きるかと思ったら、予想外れ。でもこの行動には重要な意味があったのでした。

  • 蝉の一生

    かつての妊婦の死亡率の高さを考えると、ファルコとヘレナが単純に二世の誕生を喜べないことがわかります。この時代の女性は出産をどう受け止めていたいのでしょうか。特に聡明で先が読めるヘレナは、従容として状況を受け入れるなんてできないでしょうね。実際、相当の難産でしたし…。ファルコは、すべてが非常にあやふやな中で、ヒスパニア南部まで出張ってきて、またもやとんでもない目にあいながらも、事件に一定のかたをつけました。ヘレナの支えも含め、よく頑張りました、はなまるです。

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