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さよなら!ハラスメント

Keiko Kojima

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794970688
ISBN 10 : 4794970684
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

財務省官僚トップによるセクハラ問題、医学部不正入試問題、スポーツ界を揺るがす数々のパワハラ、アイドルに対する人権無視…。問題は至るところに噴出し、平成の終わり、私たちはやっと目覚めようとしている。そもそも、ハラスメントとはどういうことなのか?なぜハラスメントが起きるのか?ハラスメントのない社会にするために何が必要なのか?自分にできることは何か?ハラスメントと社会について考えるためのヒントを、小島慶子が11人の識者に尋ねる。ハラスメントの在りようは、いまの日本を写し出す鏡でもある。すこしずつ、前に進むために、みんなでいっしょに考えよう!

目次 : 怒るのは悪いことか?(桐野夏生)/ テレビが生んだハラスメントをどう変える?(武田砂鉄)/ 男性学・男性性研究からみえてくるハラスメント社会(伊藤公雄)/ わたしたちは男尊女卑依存症(斉藤章佳)/ ハラスメントがデフォルトの日本の職場を変えるには?(白河桃子)/ いじりはなぜつらいのか?(中野円佳)/ 法律は、ハラスメントや差別をなくすのに役立ちますか?(伊藤和子)/ メディアの体質を変えるには?(浜田敬子)/ いじめが起きないご機嫌な社会へ(荻上チキ)/ 大学の中のハラスメント(トミヤマユキコ)/ 社会の変化と自分の変化を恐れない(佐藤信)

【著者紹介】
小島慶子 : 1972年オーストラリア生まれ。エッセイスト、タレント。東京大学大学院情報学環客員研究員。95年TBSにアナウンサーとして入社。99年、第三六回ギャラクシー賞DJパーソナリティ部門賞を受賞。2010年TBSを退社後、エッセイや小説を執筆し、各種メディア出演や講演活動を精力的に行っている。また仕事のある日本と、家族と暮らすオーストラリアとを往復する出稼ぎ暮らし(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    家庭内でモラハラ未満の事をされていたことがあったのでどう、向き合えばいいかと思い、手に取りました。本書での「誰もがハラスメントの被害者になり、同時に加害者になる」という指摘にドキッとした。何故なら、父から今までの仕打ちに対しての謝罪を聞いた時、マグマが噴き出すような憎悪と軽蔑を覚えた根底にあったのは「こんなくだらない男にずっと、怯えていたのか」という思いがあったからだ。それは一種の男性像の押しつけにしかなかったのに・・・。他にも自分の言動も振り返って、如何に男性に対し、逆差別的だったのかを自覚し、反省した

  • harass

    レビュから気になっていて借りる。アナウンサー小島慶子の対談集、11人のジャーナリスト学者ライターたちとのセクハラ、パワハラ、モラハラがテーマ。テレビの女性お笑い芸人への言動や、商品化されたアイドルへの態度など、当たり前に思っている、女性蔑視などのコードについての指摘や論議などいろいろ考えさせられる。フーコーの権力論を連想する。最近の風潮として皆が疑問に感じだしているように思えるようだ。ネットの普及だろうか。これは良書。

  • FNS歌謡祭そっくりおじさん・寺

    読友さんのレビューに触発されて読了。これは必読の本だと思う。ハラスメントがテーマの対談集だが、読んでいて反省したり元気が出たり、何か言いたくなったり、頭が動き出すのが自分でわかった。私は日本史が好きだが、そんな過去の事実を対象にした学問でも年々知識が更新されているのだから、現代社会のモラルだって年々更新されているのは当然である。人間関係の中に身を置く者は、みんな何らかのハラスメントの被害や加害の中にある。どの対談も面白く勉強になった(これは私が常日頃読書していても遊んでいるだけで、勉強してないからだが)。

  • なるみ(旧Narumi)

    カルビーの前会長が女性管理職を増やそうとしたところ、女性に下駄を履かせるのかと言う男性に「今まで下駄履いてたんじゃないか」と切り返したエピソード(社会学者・伊藤公雄氏)をはじめ、印象に残るフレーズや対話の多い対談集でした。

  • たかやん

    ハリウッドのセクハラスキャンダルが報道された頃からジェンダーにちょっとずつ興味を持ち始める。一旦興味を持ってしまえば、逆にどうしてこれまで無関心でいられたのか不思議に感じてしまう。読んでいて気づかされるのは、家庭・学校・テレビの三方面から男尊女卑の価値観を四六時中浴びせられ続けていて、自分の偏見に対して違和感を抱けるチャンスが少なかったということ。一方で原因を周囲にだけ求めて安心してはいけないとも思う。いじりもハラスメントであるという指摘もあって、ハラスメントがいかに身近なものかを痛感させられました。

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