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海底二万海里 下 福音館文庫

Jules Verne

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834020946
ISBN 10 : 4834020940
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

驚異と神秘に充ちた海底世界へ。人間を避け、陸地を離れ、7つの海を祖国とし、海底に生きる謎の男ネモ艦長。ネモ艦長を巡って潜水艦ノーチラス号の中では、緊張した人間ドラマが展開していく。

【著者紹介】
ジュール・ベルヌ : 1828年、フランスの港町ナントに生まれる。広範な知識と豊かな空想力によって、数多くの作品を書き、科学冒険小説の分野で、多くの作家に影響を与えた。おもな作品に、『地底旅行』、『八十日間世界一周』、『神秘の島』、『二年間の休暇』など多数ある。1905年没

A・ド・ヌヴィル : 十九世紀フランスの画家で、ことに戦争画家として人気があった。1836〜85年

清水正和 : 1927年、和歌山県に生まれる。京都大学文学部フランス文学専攻卒業。元、甲南女子大学教授。専門分野はフランス十九世紀文学と関連芸術。2002年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おおた

    書かれた時代から100年以上、今じゃ深海に潜ることは潜水艦はもちろん、専門の調査艇があったりするけれど、ここで語られる深海のおもしろさは事実に関わらずわくわくする。巨大イカとの闘いはダイオウイカの存在を想定していただろうし、当時成し遂げられていなかった南極点への挑戦に潜水艦を使うという発想もおもしろい。本書と共に最新の地学書を読むと100年ちょっとでどれだけ研究が進んだか人間の進歩に感嘆するしかない。去年出た『地球科学入門 地球の観察』と一緒に読むとヴェルヌはよくここまで知っていたなと逆に感心する。

  • はちこ

    ほほう!ネモ艦長の事、半分どころか5分の1どころか1億分の1もわからなかった感覚!!そしてアロナックスさんのネモ艦長に対する思いも複雑で、こうこう、こうと語れない。色んな事が起こって情報量も多くてもう上巻での冒険も詳細には思い出せないけど、少年の心に戻ったような気持ちで読ませていただけました。またいつか読み返したいなと思います。

  • NORI

    海の神秘に惹き込まれる中、大自然の猛威によってジワジワと酸素が無くなる恐怖!切羽詰まった感じがすごく伝わってきて怖かったです(^_^;)大ダコと闘いで仲間を1人失う悲しさも切なかったな〜。

  • ちより

    この年になって初めて読んだのだけどかなりおもしろかった!膨大な海洋生物の描写には少々げんなりもしたけれど、豊かな科学知識や潜水艦内での人間ドラマはとても興味深い。そして何よりも海底世界の冒険にわくわくさせられる。子供の頃に読みたかった気もするが、大人になった今の方が内容を理解できたと思うので逆によかったのかも。

  • 真波

    最後の章を読んで愕然とする。その後、どうなるかを知ってる自分と、えっ、ここで終わるの?という謎。なんと『神秘の島』という続編があり、その後のことが書かれているらしい。全く記憶にないが知ってるということは読んだのだろう(笑)

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