Product Details
ISBN 10 : 4794226160
Content Description
建築とは本来、空間を操作し五感を統合することで、私たち自身と世界を結びつけるものである。それがどのような歴史的経緯を経て昨今の視覚重視に傾倒したのかを考察し、メルロ=ポンティ、バシュラールらの議論を踏まえながら、建築における触覚、聴覚、味覚、嗅覚の重要性を再考する。ラスムッセン、クリスチャン・ノルベルグ=シュルツらの精神を継承する、今こそ読むべき本流の建築論。
目次 : 序論 世界に触れる/ 第1部 視覚と知識(視覚中心主義への批判/ ナルシストの眼とニヒリストの眼/ 声の空間と視覚の空間/ 網膜の建築、立体感の喪失/ 視覚イメージとしての建築 ほか)/ 第2部 身体中心(複数の感覚による経験/ 陰影の重要性/ 聴覚の親密さ/ 静寂、時間、孤独/ 匂いの空間 ほか)
【著者紹介】
ユハニ・パッラスマー : 現代のフィンランドを代表する建築家、建築思想家。ヘルシンキ工芸大学学長、フィンランド建築博物館館長、ヘルシンキ工科大学建築学部教授・学部長を歴任
百合田香織 : 神戸大学大学院自然科学研究科博士前期課程修了。専攻は建築/建築史研究室。公務員として公共プロジェクトに従事し英国赴任同行を機に退職。建築を巡りつつ翻訳スクールに通い翻訳者として活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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コットン
読了日:2024/02/08
ひめぴょん
読了日:2024/02/06
がっちゃん
読了日:2024/06/03
沼垂
読了日:2025/05/24
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読了日:2024/11/24
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