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サーカスが燃えた

Jou Sasaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758413527
ISBN 10 : 4758413525
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「サーカスがくる、やってくる まちのひろばにはこの夏もサーカスがくる、やってくる」8歳の女の子が、お父さんと行ったサーカスの愉しい光景を、選びぬかれた言葉に乗せて語ります。はじめからおわりまで、自然と音楽が聴こえてくるような、臨場感と詩情にあふれています。

【著者紹介】
佐々木譲 : 1950年、北海道生れ。1979年、『鉄騎兵、跳んだ』で作家としてデビュー。歴史小説ほか、ミステリー、ストレート・ノベル、ノンフィクションなど幅広いジャンルに著作がある。著書多数。映像化、舞台化された作品も多い。北海道で執筆活動を続けている

中島梨絵 : イラストレーター。滋賀県生れ。京都精華大学芸術学部卒業。文芸や児童書など書籍装画、教科書の挿絵・表紙、絵本を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    佐々木 譲は、新作中心に読んでいる作家です。著者初の絵本ということで読みました。サーカスの雰囲気、絵もストーリーも好いのですが、本のサイズが小さい(A5判)のが玉に瑕です。中々書店で見つかりませんでした。角川春樹事務所というのも解せない。

  • hundredpink

    子供時代の終わり

  • ☆よいこ

    小さめサイズの絵本。声に出して読むとリズムが心地いい、約5分▽あたしは、夏になるとやってくるサーカスが大好きで、父さんにねだって連れて行ってもらった。馬の曲乗り、空中ブランコ、つなわたり…夢みたいな時間を過ごしていると、煙が立ち込めてきてテントは大混乱。炎の中、ゾウが水をまき、ブランコ乗りがサーカスの少女を助け出す。あたしも父さんの手からおじさんに投げ渡され、テントの外に逃げ出す。父さんの背中で、サーカスのテントが焼け落ちるのを見た。▽きれいで幻想的なサーカスの物語。大人向けでも可

  • kei302

    火が迫ってくる様子や現場(?)の臨場感はさすがです。手だけのページはハラハラしました。文字数が少ないのに、テントの中の恐怖が伝わってきます。「サーカスがくる やってくる まちのひろばには この夏もサーカスがくる やってくる」 サーカスという非日常、幻の世界は消えてしまった。もう、あのころには戻れない。幕末ものとSFテイストが含まれた作品以外は全て読んでる(と思う)佐々木作品。初の絵本。

  • ヒラP@ehon.gohon

    本当にサーカスから火が出た記憶を、持っているようなお話です。 実演中に火が出てパニックになった記憶、父親に背負われて避難した記憶が心に刻まれて、あれほど好きだったサーカスへの思いが色あせてしまったことが語られています。 途中にでてくる、空中ブランコの曲芸師の手を取り合ったシーンが、印象的です。

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