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恋物語 講談社box

Ishin Nishio

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062837927
ISBN 10 : 4062837927
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
 VOFAN

Content Description

これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!

“片思いをずっと続けられたら――それは両想いよりも幸せだと思わない?”
阿良々木暦(あららぎこよみ)を守るため、神様と命の取引をした少女・戦場ヶ原ひたぎ。
約束の“命日”が迫る冬休み
彼女が選んだのは、真っ黒で、最悪の手段だった……。
<物語>はその重圧に軋み、捩れ、悲鳴を上げる――

青春は、きみに恋するためにある。

【著者紹介】
西尾維新 : 1981年生まれ。『クビキリサイクル』(講談社ノベルス)で第23回メフィスト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ついにセカンドシーズンの最終巻 今までさ...

投稿日:2012/01/13 (金)

ついにセカンドシーズンの最終巻 今までさんざんはられた伏線は、消化できるのか?と楽しみにしていたが やっぱり消化しなかった・・・。 というか、サードシーズンに続くのかよ。 このモヤモヤした気持ちのまま、また何か月もまつのか・・・。 と、文句は言っているが、この巻は非常に面白い。 でだしこそ、えっと思ったがこれはこれですごくよかったし、いい意味で期待を裏切ってくれた。 ただ、期待どうりの人の語りも、短編でいいから書いてくれないかな。 内容はあまり書きたくので書かないが、今までの化物語のイメージを変えるいい巻だった。

ミドリ さん | 東京都 | 不明

9

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とら

    貝木が語り部で良かったと読了後改めて感じた。他の誰が語り部であっても、多分こんなに魅力的に物語を描くことは出来ないだろうから。表紙を再度見返す。雪の中のひたぎに、「恋物語」の題字―再度内容を思い返してみる。”二年前のことなんだけど、あなた、本当に私があなたのことを好きだったと思ってる?”―内容的には「恋」について描かれているとは思えない。なのに題名は「恋物語」。語り部は貝木。過去。ゴーストバスター。初恋。もう多くは考えないことにする。でもほぼ回答は出てる。”それでも生きていればいいことあるんじゃねえの?”

  • くろり - しろくろりちよ

    <物語>シリーズ九作目にしてセカンドシーズン最終巻。収録は「ひたぎエンド」。囮物語「なでこメドゥーサ」の続きと言える物語。神になった千石撫子に「卒業式までに殺す」と言われた戦場ヶ原ひたぎの奮闘…と見せかけて貝木泥舟語りの物語。この物語にはいつもに増して嘘…というか登場人物の主観で物語が読まれて行きました。貝木さんいい人!ハッピーエンドはハッピーエンドですがやや物足りなく…忍野扇の暗躍が書かれていますがファイナルシーズンに持ち越しでしょうか。…このシリーズ、限界じゃないかと一抹の不安が…なんて嘘ですが。

  • ひめありす@灯れ松明の火

    これは、君の知らない物語。いつも通りのある日の事、突然立ち上がって起きた訳じゃない。ずっと前からひっそり始まっていた淡く小さなこの想い。どうか、お願いと何度祈っただろう。誰にも知られないで。真っ暗な世界、夜空を見上げる君の足元。小さく可憐な紅色の花が、泥に塗れて描いたもう一つの物語。星から零れ落ちた涙は羽の様に降る雪。興味のないふりと、届かぬ現実に不参加を決め込んだ世界。好きになった痛み、真実は残酷だ。私だけの秘密、そっと呟く。無邪気に君が指さすその星の名前、本当かなんて誰も知らない。まあ、戯言だけどね。

  • いりあ

    やられた!!内容とBOXの絵を見て、ガハラさんのツンデレ全開の阿良々木への恋話が読めると思ったら、騙されました。作者の思惑にどっぷりつかってしまいましたよ。表紙詐欺です。というわけで、今回の語りは、あの詐欺師です。しかも、ただの中年おやじの恋話です。ストーリーは面白かったし、セカンドシーズンも丸く収まったし…ちょっとかわいそうだったな。ということで、ファイナルシーズンに期待してますよ!!ただ、長いシリーズなので、ある程度はしょうがないけど、キャラ設定の崩壊が見えてきてる気がする。

  • 645

    詐欺師は“嘘”を纏い“騙す”のが仕事。今回は貝木泥舟でこそ解決出来た案件だったと言える。撫子を改心させるに至る“嘘”を取っ払い放たれた言葉には彼の人間味を感じたな。不思議な魅力のキャラ、過去の悪行を顧みる際垣間見えた彼の本質と表面上の言動の不一致が面白いのかも。戦場ヶ原との関係性は改めて不思議に思う。とりあえず、撫子が助かった事が何より。まさか、暦のヒーロー体質が貝木にまで及ぶとは思わなかったけど(笑)セカンドでの暦では救えない物語は新鮮だった。ラストの貝木の安否、扇の正体…ファイナルが楽しみでならない。

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