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1Q84 Book 1 (April -June)(1 out of 2)

Haruki Murakami

User Review :4.5
(5)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101001593
ISBN 10 : 4101001596
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan

Content Description

村上春樹の世界的ベストセラー『1Q84』BOOK1〜3がついに文庫化!

1Q84年――私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。
Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。
……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれ、主人公青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。


【著者紹介】
村上春樹 : 1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。’79年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『国境の南、太陽の西』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)がある。『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、紀行文、翻訳書など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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村上春樹の小説を何作か読んでいますが、こ...

投稿日:2021/07/03 (土)

村上春樹の小説を何作か読んでいますが、この『1Q84』は最高傑作だと思います。絶対に読むべき作品です。少々長いですが。

まんまる さん | 福岡県 | 不明

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この作品の影響で、ヤナーチェク「シンフォ...

投稿日:2021/04/22 (木)

この作品の影響で、ヤナーチェク「シンフォニエッタ」のCDがよく売れました。例によって音楽に関するうんちくがたっぷりなのに、にやりとさせられます。青豆は映画「ニキータ」のヒロインを思わせる腕利きの殺し屋で、村上春樹作品に登場する女性では、ユニークな存在。物語はほぼいつも通り、邪悪な存在との戦いですが、最後は微妙な含みを残しつつも力強いハッピエンドで痛快な読後感を得られます。

座頭 さん | 兵庫県 | 不明

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タイトルだけでは何の話か分からないが、少...

投稿日:2021/04/19 (月)

タイトルだけでは何の話か分からないが、少し読み進めていくと分かってくる。設定が分かってしまえば、主要人物二人に夢中になっていく。長編でありながらも、途中で読むのを中断はできない。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遥かなる想い

    ついに文庫になったので、購入。村上春樹健在。主人公青豆と天吾の不思議な物語が交互に描かれ、その世界がいつかクロスするであろう序章。1984年ごろの 事件・風景はひどく懐かしい。そんな時代を生きてきたことも実感できる。

  • zero1

    長いが、いつの間にか作品世界に没頭してしまう。予備校の数学講師で小説を書く天吾と現代の仕事人、青豆。二人が交互に描かれる構成は「世界の終り」を思い出す。青豆は首都高の階段を使ったことでパラレルワールドに。警察官の拳銃を見てそれに気が付く。もうひとつの特徴はまだ出てこない。天吾は女子高生の書いた小説を書き直すことに。この作品はオーウェルの焼き直しではなくNHKや某宗教団体が描かれている。再読する度に感想が違うのはいかにも村上作品。朝日新聞【平成の30冊】第一位。二人の物語はどこでクロス?第二巻に続く。

  • tokko

    文庫化されるまでは読むまいと決めていたので、とても待ち遠しかった。世間であまりにも取沙汰されているので、「村上さんらしさ」が失われていやしまいかと不安だった。が、そんな心配は一切無用でした。二つの物語が交互に進むのは「世界の終わり」や「海辺のカフカ」でもおなじみだが、それぞれの世界が繋がりそうで繋がらないもどかしさは、パワーアップしている。今のところ「過激派『あけぼの』の銃撃戦」というキーワードが唯一の共通項だ。これからどのようにリンクしていくのだろう?

  • 扉のこちら側

    初読。序章といったところで大きな動きはなし。今日中に後編読了できればいいな。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    流行作家なので手に取った。読んでいて、流行る理由は分かる。 自分が今必要とする作品ではないと感じた。 文章は旨いのだろうが、題材が自分にとっては現実味がない。既視感だけはある。 一昔、田中康夫のなんとなくクリスタル、村上龍の限りなく透明に近いブルーを読んでいるような、文字だけが流れて行く感じを持った。 全巻読破できるかどうか、何度か挑戦してみたい。新潮文庫100冊 

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