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Water Music: Minkowski / Les Musiciens De Louvre Grenoble

Handel (1685-1759)

User Review :3.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
V5234
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

美音の洪水、美音の花火
豪華贅沢ここに極まれり!
ミンコフスキによる『水上の音楽』!!!


naive移籍後も絶好調のミンコフスキ、好評だったハイドンの交響曲集に続く待望の新譜は、録音では初登場レパートリー、ヘンデルの水上の音楽です!何度もコンサートで取り上げてきてからの録音ということもあり、まさに期待を裏切らない出来栄え。有名なホーンパイプの楽章での、生き生きとしたリズムとホルンの高らかな咆哮、ニ長調の終曲ブレーでの限界スレスレの急速なテンポ設定によるファンファーレでのトランペットの超絶技巧と華やかな音色!ゴージャスに掻き鳴らされる通奏低音の厚みもあいまって、音の花火のような豪華さと大迫力。ロンドンのテムズ河を舞台に1717年7月17日に行われた豪華絢爛な川遊びのお祭りのために、ヘンデルが腕によりをかけて書いた豪華な作品を、ミンコフスキはこれまた贅沢に華やかに鳴り響かせます。

『ロドリーゴ』は、ヘンデルの最初のイタリア・オペラで、1707年秋にフィレンツェで初演された作品。序曲とそれに続く7つの舞曲から成る管弦楽曲で幕を開けます。ヘンデルのこのロドリーゴの幕開けの音楽の一部分はロンドンで17世紀から18世紀に特に流行していたベン・ジョンソン作の舞台『アルケミスト』の音楽に、用いられていたため、1710年にヘンデルがロンドンを訪れるよりも前に既に、イギリスの聴衆はヘンデルの音楽を耳にしていたことになります。このロドリーゴの音楽は、ヘンデルが体験したロンドンでの祝宴へのいわば序曲であったといえるでしょう。特に印象的なのが、最終曲のパッサカリアでのヴァイオリン・ソロ。ルーヴル宮音楽隊の弦楽奏者の音色のたっぷりとした瑞々しさ、そして録音の巧みさを実感する出来栄えです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ヘンデル:
@組曲ヘ長調HWV348≪序曲/アダージョ・エ・スタッカート/[]/アンダンテ/ヴァリアンテ/アレグロ/エアー/メヌエット/ブレー/ホーンパイプ/[]/ヴァリアンテ・アッラ・ホーンパイプ≫
A組曲ト短調HWV350≪[]/リゴードン/メヌエットT/[]/[]≫
B組曲ニ長調HWV349≪[]/アッラ・ホーンパイプ/メヌエット/ラントゥマン/ブレー≫
Cロドリーゴ≪序曲/ジーグ/サラバンド/マトロット/メヌエット/ブレー/ガヴォット/パッサカリア≫(歌劇『ロドリーゴ』HWV5より)
 レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーブル(ルーヴル宮音楽隊)
 マルク・ミンコフスキ(指)
 録音時期:2010年1月
 録音場所:グルノーブルMC2

Track List   

  • 01. I. Overture: Largo - Allegro
  • 02. II. Adagio e staccato
  • 03. III. (Allegro)
  • 04. IV. Andante
  • 05. Variant of Water Music Suite No. 2: I. Allegro
  • 06. V. (Vivo)
  • 07. VI. Air
  • 08. VII. Minuet
  • 09. VIII. Bourree
  • 10. IX. Hornpipe
  • 11. X. (Allegro)
  • 12. Variant of Water Music Suite No. 2: II. Alla Hornpipe
  • 13. I. Sarabande
  • 14. II. Rigaudon I and II
  • 15. III. Menuet I
  • 16. III. Menuet II
  • 17. IV. Bourree I and II
  • 18. I. Prelude: Allegro
  • 19. II. Alla Hornpipe
  • 20. III. Menuet
  • 21. IV. Lentement
  • 22. V. Bourree
  • 23. I. Overture
  • 24. II. Gigue
  • 25. III. Sarabande
  • 26. IV. Matelot
  • 27. V. Menuet
  • 28. VI. Bourree
  • 29. VII. Gavotte
  • 30. VIII. Passacaglia

Customer Reviews

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CDプレーヤーの故障かと思った。おおげさで...

投稿日:2014/09/01 (月)

CDプレーヤーの故障かと思った。おおげさではなく。LPを間違て45回転でかけたのかと思うくらいの演奏だ。全ての楽器がこれでもかと主張する。私は、ジャズもロックも聴くが、ジャズのビッグバンドが演奏したとしても、これよりはオーソドックスなクラシックになるのではないか。演奏自体が荒々しいため、録音もクラシックの音とは思えないくらい荒い。

こうちゃん さん | 大分県 | 不明

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まさに類い希な名盤!古楽器による演奏でこ...

投稿日:2013/12/26 (木)

まさに類い希な名盤!古楽器による演奏でこれほどまでに活気に満ちた演奏が出来るとは思いませんでした。ルーヴル宮音楽隊(フランス語で「レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーブル」とも)は、世界で最も有名な古楽器オーケストラのひとつで、当盤においても素晴らしい統率力を見せるマルク・ミンコフスキによって設立されました。ミンコフスキはダイナミックなのに細部に注意がしっかり払われていて、少し変な表現になりますが、「文武両道」みたいな指揮者です。ところで、これまでの古楽器演奏を振り返ってみると、傾向がおおよそ二分されると思います。一つは、理知的でスコアの入念な分析が窺える演奏。特に巨匠ガーディナーは徹底的に分析して、作曲者の意図に忠実な態度をとってきました。しかし、残念なのが、どうしても音の迫力が不足してしまうことです。まさに古楽器の弱点を突きつけられた感じです。では、もう一つの傾向は何かというと、先のスタイルとは逆の爆演系の解釈です。例として真っ先に思い当たったのが、ニケ&コンセール・スピリチュエルのヘンデル録音。ニケも当時の音楽を再現しようとする点では前者に共通するのですが、とにかく演奏が大胆。薄味のイメージだった古楽器演奏に新たな息を吹き込んだ画期的な瞬間だったに違いありません。しかし、今度は粗雑さが表に出てしまうリスクを伴ったのです。そんな中、当盤は生まれたわけですが、贅沢にも両者の長所どちらも感じられる演奏です。ミンコフスキの手腕は本当にお見事です。今後も長く当盤の「水上の音楽」を聞き続けたいと思います。

ブルノのおっさん さん | 北海道 | 不明

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