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Qbism 量子×ベイズ --量子情報時代の新解釈

H.c.フォン・バイヤー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784627156319
ISBN 10 : 4627156316
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

QBイズム(Quantum Bayesianism=「量子ベイズ主義」、QBism)は、量子力学に現れる確率を「ベイズ主義的」に解釈する。すると「波動関数」や「観測者」は新たな意味を帯び、長年のパラドックスにも新しい光があたる。この解釈に出会うまで、自身もまた「量子の奇妙なところ」に悩んできた理論物理学者が、「量子」、「ベイズ」、そして、「QBイズム」の世界を案内する。

目次 : 第1部 量子力学(量子の誕生/ 光の粒子 ほか)/ 第2部 確率(確率をめぐるごたごた/ ベイズ師による確率)/ 第3部 量子ベイズ主義(明るみに出たQBイズム/ QBイズム、シュレーディンガーの猫を救う ほか)/ 第4部 QBイズムの世界観(物理学と人間の経験/ 自然の法則 ほか)

【著者紹介】
ハンス・クリスチャン・フォン・バイヤー : 物理学者。ウィリアム・アンド・メアリー大学名誉教授。QBイズムの発案者であるクリストファー・フックス氏と親交をもち、QBイズムの分かりやすい解説に力を入れている

松浦俊輔 : 翻訳家。名古屋学芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 月をみるもの

    本書の肝はタイトルどおり「波束の収束をベイズで解釈したらいいんちゃう? 」という、言ってしまえばその一言。解説を、たんなるヨイショコメントに貶めず、問題点の指摘にあててるところはえらい。

  • mft

    量子力学の波束の収縮がベイズ流の確率解釈なら(わりと)すっきりする、という考え方。そして、そこから話を広げて、というかベイズ解釈を採用すると、物理理論自体の立ち位置とか過去と未来の非対称性とかいろいろ認識が変わってくる、と。反論や疑問点は解説を参照。

  • Akiro OUED

    行っていない実験には結果がない。QBismは、部屋の扉が開くまでシュレーディンガーの猫について何も語らない。まあアリか。QBismは、未来の影響を受けるぼやけた今を認める。観測した情報によって、予測=主観確率をベイズ更新するという立場は、量子論を心の問題に結びつけるね。

  • S

    先に読んだS.キャロルの本で興味を持った、量子解釈の1つ。波動関数は、頻度確率ではなく、主観(ベイズ)確率と解釈するとEPRパラドックスとか解決するよ、という話。本当に解決しているのかは、この本だけではよく分からない(解説でも指摘されている)。

  • もうもう

    よくわからなかった。この本を読む前に、量子論、ベイズ主義についてよく理解しておく必要があります。QBズムとは、受け入れがたい量子現象を個人主観(実験?)の積み重ねにより、必要な客観を導き出していくということか。

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