Elgar (1857-1934)

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Cello Concerto: Maisky, Sinopoli

Elgar (1857-1934)

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Item Details

Genre
:
Classical
Catalogue Number
:
445511
Number of Discs
:
1
Label
:
Deutsche Grammophon*
Release Country
:
Germany
Format
:
CD

Product Description

シノーポリとマイスキーという、いわゆる　“情念系”　アーティストの共演により実現したきわめて濃厚なチェロ協奏曲にまず注目。冒頭からただならぬ感情移入がおこなわれ、愛惜の情に満ちた有名な旋律にさしかかるとここぞとばかりに慟哭するアプローチは非常に個性的です。組み合わせの《エニグマ変奏曲》も、変奏のひとつひとつに克明な表情付けを施した同傾向の演奏で、美しいニムロッドなど実にエモーショナル。

Track List   

  • 01． Con For Vc & Orch In E, Op.85: I. Adagio-Moderato-Attacca: - Mischa Maisky
  • 02． Con For Vc & Orch In E, Op.85: II. Allegro Molto - Mischa Maisky
  • 03． Con For Vc & Orch In E, Op.85: III. Adagio - Mischa Maisky
  • 04． Con for Vc & Orch in e, op.85: IV. Allegro-Moderato-Allegro, ma non troppo - Mischa Maisky
  • 05． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36: Enigma: Andante
  • 06． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. I. (C.A.E.): L'istesso Tempo
  • 07． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. II. (H.D.S.-P.): Allegro
  • 08． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. III. (R.B.T.): Allegro
  • 09． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. IV. (W.M.B.): Allegro Di Molto
  • 10． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. V. (R.P.A.): Moderato
  • 11． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. VI. (Ysobel): Andantino
  • 12． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. VII. (Troyte): Presto
  • 13． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. VIII. (W.N.): Allegretto
  • 14． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. IX. (Nimrod): Adagio
  • 15． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. X. Intermezzo (Dorabella): Allegretto
  • 16． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. XI. (G.R.S.): Allegro Di Molto
  • 17． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. XII. (B.G.N.): Andante
  • 18． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. XIII. Romanza (***): Moderato
  • 19． Vars On An Original Theme 'Enigma' Op.36. XIV. Finale (E.D.U.): Allegro-Presto
  • 20． Ser For Str Orch In E Op.20: I. Allegro Piacevole
  • 21． Serfor Str Orch In E Op.20: II. Larghetto
  • 22． Serfor Str Orch In E Op.20: III. Allegretto

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シノーポリのエルガー!?なんだか聴く気がし...

投稿日：2016/10/30 (日)

シノーポリのエルガー!?なんだか聴く気がしない…という先入観で今まで耳にしていなかったことを後悔している。　マイスキーの指示なのかもしれないが、シノーポリの指揮はこれ以上考えられないほど理想的だ。マイスキーのチェロがこれまた耳をとらえて離さず、思わず目を閉じて集中してしまう。同曲には、デュプレをはじめとして、コーエンやトルトゥリエなどを愛聴しているが、録音も含めと、このマイスキー盤がベストな気もする。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

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ほぼ同世代の二人・・・チェロのマイスキー...

投稿日：2013/02/06 (水)

ほぼ同世代の二人・・・チェロのマイスキー(当時42歳)と指揮はシノーポリ(同44歳)が1990年協演収録したエルガーのチェロ協奏曲(タイム①7’47②4’07③5’04④11’14)はオーケストラがPHOとイギリス系なのですが二人の粘着性が結構リードしてこの曲の暗い美しさが表出されている様に思いました。第1楽章冒頭からいきなり熱の篭ったチェロ・カデンツァ的な出だしがこの演奏のムードを決め付けるようです。分り易いテーマにバトンタッチされてからは切々と歌い上げて行くわけですが印象的です。協奏曲には珍しい四楽章でゆっくりした抒情的な場面、舞曲的な場面等々を経ての最後の「〆」が戻って先ほどの冒頭のパッセージに帰結する辺りの粘りがこの二人に打ってつけでしょう。同じくPHOを振った1987年録音の「エニグマ変奏曲」(トータルタイム34’22)はシノーポリの粘着性を活かしつつ屈託感と自在感をバランス良く展開するのですが気のせいか彼の精神医学への傾倒から影響された衒学的な処も垣間見えた様に思えました。中々一筋縄では行かない指揮者だっただけに存命だったら面白い立ち位置だったろうとこの変奏曲を聴きながら思いました。併録は1989年演奏の「セレナーデ」(同3’56+7’05+3’05)です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

一人のクラシックオールドファン さん | Hyogo | 不明

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濃密なデュプレの演奏はもちろん凄いが、こ...

投稿日：2011/05/13 (金)

濃密なデュプレの演奏はもちろん凄いが、これくらいの方が聴きやすいかも。充分力が入り歌っていますが、あちらほどに強力ではありません。むしろ、これくらいの方がちょうどいい。イギリスのオーケストラの首席指揮者としては、取り組まざるを得ないシノ―ポリの伴奏も熱く、時に冷徹にサポートでよい。エルガーの名作、名旋律、たっぷり味わえます。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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