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トニ-ノの歌う魔法

Diana Wynne Jones

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198614881
ISBN 10 : 4198614881
Format
Books
Release Date
March/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

魔法の呪文作りの2つの名家が反目しあう、イタリアの小国カプローナ。呪文の力がなぜか弱まり、両家の子どもたちが失踪。だが大人たちは非難しあって魔法合戦を繰り広げるばかり…。人気シリーズ4巻完結。

【著者紹介】
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ : 1934年イギリス生まれ。子どもの頃から古典に親しみ、オックスフォード大学セントアンズ校ではトールキンに師事。大学卒業と同時に結婚、三人の子どもの子育て中に、ファンタジーを書き始める。魔法を扱った独創的なファンタジーを数多く書き、イギリスを代表するファンタジー作家と評価が高い

野口絵美 : 横浜生まれ。フェリス女学院高等学校卒。東京女子医科大学中退。早稲田大学第一文学部卒業。劇団テアトル・エコーで女優をしながら、翻訳の仕事にも打ち込んでいる

佐竹美保 : 富山県に生まれる。上京後、SF・ファンタジーの挿絵を描き始め、のちに児童書の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たるき( ´ ▽ ` )ノ

    クレストマンシーシリーズを読むと、なんかスカッとする。しっちゃかめっちゃかな感じがたまらなく好き♪今回の舞台はイタリア。ポンテ・ヴェッキオが「古い橋」という意味だとは…。

  • たるき( ´ ▽ ` )ノ

    再読。時系列順の5冊目。イタリアが舞台というだけでワクワクしちゃう♪内容的にはかなり重め。戦争なんてこの世からなくなってほしい。

  • さつき

    クレストマンシーシリーズ。今回は別の世界にあるイタリアのカプローナが舞台。対立する二つの家の子どもたちが街の危機に活躍します。主人公のトニーノが自分には才能がないんじゃないかと悩みつつ頑張る姿が可愛いです。DWJの作品にしては展開がひねくれていない印象です。舞台背景を読んだ時に想像した通りの物語でした。多少、物足りなさはありますが大家族の暖かさや、動物キャラの独特さなど、らしさいっぱいで楽しいです。特に猫のベンヴェヌートの賢明で誇り高い様子、大公妃の臭気がするほどの悪意が印象的です。

  • はる

    舞台がイギリスからイタリアへ。響き渡る歌声、騒がしく暖かい家族、これまでのシリーズになかった明るさが楽しめる1冊でした。賑やかな伯母さんたちが物語を彩っていました。今回も大活躍の猫たちも心強かったです。何百年も昔のもう誰も真実を覚えていないことで憎みあう2家族に、知らない間に戦争が始まり巻き込まれる市民たち。いつまでも争いが消えない世の中を表しているようで切なくなります。偏見や先入観が大人よりも少ない子供たちに幸せな未来が広がっていますように。

  • もちもちかめ

    イギリス人から見たらイタリアは異国風で芸術文化的で(魔法の呪文は歌になっている!)呪文作りの一族は作曲家みたいなものという設定で、あこがれてるんだなーと感じた。今回の物語からの学びは、悪者は改心せず、悪者に操られていた大人が改心していくところ。その描写、勇気!勇気!と独り言を言う大の男になってる。しかも偉くてピカピカの服着てて。この彼の言い分、私は頭がおかしいしヘンなことばかり言うし忘れっぽいらしいな。でもやってないことをやったと言われたりその逆だったり。今までなら怖くて違うと言えなかった。

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