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Eugen Jochum : EMI Recordings -J.S.Bach, Mozart, Beethoven, Brahms, Bruckner (20CD)

User Review :5.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4640042
Number of Discs
:
20
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Limited,Import

Product Description

EMI ICON
ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー:交響曲全集(20CD)
ヨッフム&ロンドン響、ロンドン・フィル、シュターツカペレ・ドレスデン


巨匠オイゲン・ヨッフム[1902-1987]が、晩年にEMIで制作したベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの交響曲全集をまとめたお得な20枚組限定ボックス。

【ベートーヴェン】
ヨッフムはベートヴェンの交響曲を重要なレパートリーとしており、交響曲全集についても、DG[1952-61]、PHILIPS[1967-69]、EMI[1976-79]と3度にわたって制作しています。
 長大なキャリアの最初から最後まで、常にレパートリーのメインに据えられた重要な存在だったベートーヴェンだけに、ロンドン交響楽団を指揮した晩年のこの録音でも、味わい深い演奏を聴かせてくれています。

【ブラームス】
フルトヴェングラーの影響も受けていたヨッフムは、ときに激しく盛り上がる劇的な演奏をおこなうこともありました。このブラームスでは、ヨッフムのそうした面を随所で楽しめますが、一方で交響曲第4番では、晩年のヨッフムならではの滋味ある美しさも感じさせるなどその懐は深く豊か。ハイドンのザロモン・セットで見事な演奏を聴かせていたロンドン・フィルを指揮した素晴らしいブラームです。

【ブルックナー】
ヨッフムは若い頃からブルックナー作品に熱心に取り組み、やがてブルックナー協会総裁も務めるなど権威としてその名を知られるようになります。
 交響曲全集も2度制作しているほか、個別の録音も数多く存在しますが、晩年に東ドイツまで出向き、シュターツカペレ・ドレスデンを指揮してルカ教会でセッション録音したこの全集は、独墺でのさまざまなヴァージョンによる演奏など、数々の経験を膨大に蓄積したヨッフム晩年の方法論が反映された演奏として注目される内容を持っています。
 その演奏は重厚で堂々たるスケールを持っていますが、決してスタティック一辺倒なものでは無く、十分に動的な要素にも配慮され、起伏の大きな仕上がりを示しているのが特徴でもあります。(HMV)

【収録情報】
CD1
ベートーヴェン:
・交響曲第1番ハ長調 Op.21
・交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
CD2
・交響曲第2番ニ長調 Op.36
・交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
CD3
・交響曲第4番変ロ長調 Op.60
・交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
CD4
・交響曲第7番イ長調 Op.92
・交響曲第8番ヘ長調 Op.93
CD5
・交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
・歌劇『フィデリオ』序曲 Op.72b

 キリ・テ・カナワ(ソプラノ)
 ユリア・ハマリ(アルト)
 ステュアート・バロウズ(テノール)
 ロベルト・ホル(バス)
 ロンドン・シンフォニー・コーラス
 ロンドン交響楽団
 録音時期:1976-79年

CD6
ブラームス:
・交響曲第1番ハ短調 Op.68
・悲劇的序曲 Op.81
・大学祝典序曲 Op.80
CD7
・交響曲第2番ニ長調 Op.73
・交響曲第3番ヘ長調 Op.90
CD8
・交響曲第4番ホ短調 Op.98

 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1976年

ベートーヴェン:
・序曲『コリオラン』 Op.62
・『エグモント』 Op.84〜序曲
・『レオノーレ』序曲第3番 Op.72a

 ロンドン交響楽団
 録音時期:1976-79年

CD9
ブルックナー:
・交響曲第1番ハ短調 (Linz version ed. Nowak)
CD10
・交響曲第2番ハ短調 (1877 version)
CD11
・交響曲第3番二短調 (1888-89 version)
CD12
・交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』 (ed.Nowak)
CD13
・交響曲第5番変ロ長調 (878 version)
CD14
・交響曲第6番イ長調 (Original version)
CD15
・交響曲第7番ホ長調 (ed.Nowak)
CD16
・交響曲第8番ハ短調
CD17
・交響曲第9番二短調 (ed Nowak)

 シュターツカペレ・ドレスデン
 録音時期:1975-80年
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会

CD18, CD19
・J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232

 ヘレン・ドナート(ソプラノ)
 ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
 クラエス・H・アーンシェ(テノール)
 ローラント・ヘルマン(バリトン)
 ロベルト・ホル(バス)
 バイエルン放送交響楽団&合唱団
 録音時期:1980年

CD20
モーツァルト:
・ミサ曲ハ長調 K.317『戴冠式ミサ』
・証聖者のための荘厳な晩祷 K.339

 エッダ・モーザー(ソプラノ)
 ユリア・ハマリ(アルト)
 ニコライ・ゲッダ(テノール)
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 バイエルン放送交響楽団&合唱団
 録音時期:1976年

 オイゲン・ヨッフム(指揮)

 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

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BOXが安っぽく、ジャケットもイマイチなら...

投稿日:2021/07/17 (土)

BOXが安っぽく、ジャケットもイマイチならぬイマニ、イマサンですが、演奏内容、収録曲、録音、お値段と4拍子揃った超お得盤。ブラームスの弦の高域がややきつい音ですが、他はかつての分離の悪い、ひらべったい録音から改善され聴きやすくなっています。曲の最後にアッチェレランドをかけるのは相変わらずですが、録音当時ドイツの伝統を一身に担っていたヨッフムの面目躍如たる名演です。

困ったお父さん さん | 三重県 | 不明

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重厚で堂々としつつも、ビシッと輪郭を出す...

投稿日:2021/07/07 (水)

重厚で堂々としつつも、ビシッと輪郭を出すようなところもあるので、肥満な感じは皆無です。現代ではなかなか聞かれない演奏ではないでしょうか。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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みな素晴らしい演奏ですが、ベートーヴェン...

投稿日:2021/03/16 (火)

みな素晴らしい演奏ですが、ベートーヴェンが特に素晴らしい。 即興に満ち自在闊達でしなやかで、まさに曲が今生まれてるかのような新鮮な演奏です。 何度も目から鱗が落ちるような感覚がありました。 ヨッフム晩年の境地に畏敬を感じざるを得ません。

三浦大根 さん | 神奈川県 | 不明

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