CD

Symphonies Nos.7, 8, 9 : Eduardo Chibas / Venezuela Symphony Orchestra (3CD)

Bruckner (1824-1896)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TBRCD0065
Number of Discs
:
3
Label
:
Format
:
CD

Product Description


ベネズエラのフルトヴェングラーが降臨! HOLA BRUCKNER!
エドゥアルド・チバス指揮ベネズエラ交響楽団
ブルックナー:交響曲第7番、第8番、第9番!


ベートーヴェン全集が絶賛発売中の「ベネズエラのフルトヴェングラー」ことエドゥアルド・チバスのブルックナーが登場!
 第7番は、ベネズエラ交響楽団にとっての初演。繊細なストーリー展開が意外ながら、谷間に咲く白百合のような美しい佇まい。弦楽器のささやきはいじらしいまでの異色の名演。
 第8番もベネズエラ初演という歴史的な演奏会の記録です。高揚を隠そうともしない展開。それでいて第3楽章の目一杯遅いテンポでしみじみした味わいを出すなど、極めて人間臭い土の香りのするブルックナーと申せましょう。
 第9番は、チバスのブルックナー愛、音楽愛の吐露とでも言うべき私小説的演奏。テンポは中庸より早めであり、シューリヒトを思わせる軽快な疾走すらも感じ取れます。
 いずれの演奏も臨場感あふれるライヴ。ヴァイオリンを両翼に配置した古典配置で対位法を強調したもの。ベネズエラ交響楽団は創立70周年を超えた名門でフルトヴェングラーも客演したことで知られます。2019年はさらにブラームス、シューベルト、ワーグナーのリリースが予定されております。(輸入元情報)

【収録情報】
ブルックナー:
● 交響曲第7番ホ長調 WAB107(録音時期:2004年5月27日)
● 交響曲第8番ハ短調 WAB108(録音時期:2005年11月10日)
● 交響曲第9番ニ短調 WAB109(録音時期:2007年6月7日)


 ベネズエラ交響楽団
 エドゥアルド・チバス(指揮)

 録音場所:ホセ・フェニックス・リバス・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

【エドゥアルド・チバス】
エドゥアルド・チバスは、1992年にベネズエラ交響楽団でワーグナー「マイスタージンガー」を指揮して以降、国際的なオーケストラ指揮者としての道を着実に歩んでいる。
 その好個の例は、ベネズエラで制作されたベートーヴェンの交響曲全集の最初のCDセットであり、全てカラボボ(ベネズエラ中心部の州)交響楽団を指揮してライヴ録音されたものだ。カメラータ・ザルツブルクの音楽監督で、カラカスを2度訪れたシャーンドル・ヴェーグは、彼を次のように評している。「エドゥアルド・チバスは、ベートーヴェンに対する強い親和性と、彼独自のメッセージ性をそなえている」
 後に、カメラータ・ザルツブルクに客演指揮者として招かれ、1999年、ポルトガル北部のオーケストラにも招かれた。2005年、ベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲を、ブラジルのピアニスト、ルイツ・デ・ムーラ・カストロとベネズエラ交響楽団との共演でライヴ録音した。
 2007年11月、ドイツに招かれ、バイエルン州、レーゲンスブルクでベートーヴェンの第4、第7交響曲を指揮し、地元紙で絶賛された。《ドナウポスト》紙は、「エドゥアルドは、オーケストラから強烈なエネルギーを発散させた」と書いた。
 エドゥアルド・チバスは自身が指揮したベートーヴェンの交響曲集、およびピアノ協奏曲集で知られている一方、もうひとりの偉大な交響曲作曲家〜アントン・ブルックナー〜とも結び付けられている。2004年5月、エドゥアルド・チバスはベネズエラ交響楽団で、同団では初演となるブルックナーの第7交響曲を指揮した。2005年、第8交響曲を同団で指揮し、ベネズエラでこの大作の初演として話題を呼んだ。2007年、ブルックナーの第9番が、これもベネズエラでの初演として取り上げられた。
 第7、第8番のライヴ録音は、《ファンファーレ・マガジン》のような国際音楽情報誌で称えられた。同誌の2007年1/2月号で、次のように書かれた。「エドゥアルド・チバスはアントン・ブルックナー作品の極めて好意的で強力な解釈者であることを証明している。彼のビジョンは明らかに彼独自のものだ、しかしそのビジョンは、ブルックナーの偉大な解釈者としてよく知られる巨匠たち・・・フルトヴェングラー、ヨッフム、カラヤン、クレンペラー、クナッパーツブッシュ、ヴァントらと本質的に引けをとらないものだ」
 エドゥアルド・チバスは1948年11月27日キューバのハバナで生まれた。幼い内に家族と共にアメリカに亡命しアメリカ国籍を得る。ニューヨーク、コロンビア大学の応用数学科とオペレーションズ・リサーチ科で理学士、理学修士の学位を得た。1971年以降ベネズエラに在住。実業家としても高名であり、1976年には、広告代理店、AWナスカ・サーチアンドサーチを設立し、代表を務めている。ベネズエラのワーグナー協会の会長でもある。(輸入元情報)

Customer Reviews

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誰もコメントしていないので敢て書かせても...

投稿日:2021/03/10 (水)

誰もコメントしていないので敢て書かせてもらいます。どれも皆よく似た感じの演奏。ラテン系ののギラギラした演奏かと思って聴きはじめたが意外にまともな演奏。BOX帯に「ベネズエラのフルヴェン・・・」と書いてあったので急なブレーキや、アッチェレランドがあるのかと思ったがそれも無し。版が全てノヴァーク版なので7番などアダージョの頂点であのうるさいシンバルが派手に鳴る。当然8番のアダージョも一番きれいな部分はカットされたままだ。9番は版の違いがないのでじっくり聞くと、ヨッフム/DSKの演奏より金管の音のうるささがないように思われる。とにもかくにも意外に聴ける演奏だった。小生が購入時は安かったのでお薦めしようと思ったが、今は結構値上がっているので、特にお薦めとは言えない。ちなみに3曲ともベネズエラ初演時のLIVE録音である。そこを考慮して★3・5〜4個かなあ?

mid-massa さん | 三重県 | 不明

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