SHM-CD

"Piano Pieces, Radu Lupu"

Brahms (1833-1897)

User Review :5.0
(5)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCS50233
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SHM-CD

Product Description

クラシック百貨店〜クロニクル
ブラームス:ピアノ小品集


【クラシック百貨店〜クロニクル】【第3回 ロマン派】
【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】
2022年4月に惜しまれつつこの世を去ったラドゥ・ルプーは、その虚飾のない繊細な演奏で世界中の音楽ファンに愛されました。『3つの間奏曲』をはじめとするブラームス晩年のピアノ作品群は、深淵な精神世界を持つ傑作揃いですが、こうしたブラームスの内省的な音楽は、ルプーの演奏スタイルととりわけ相性がよく、聴くものに静謐な時間を与えてくれます。(メーカー資料より)

【収録情報】
ブラームス:
1. 2つのラプソディ Op.79
2. 3つの間奏曲 Op.117
3. 6つの小品 Op.118
4. 4つの小品 Op.119


 ラドゥ・ルプー(ピアノ)

 ステレオ録音:1970年11月、1976年7月 ロンドン

Track List   

  • 01. 2 Rhapsodies. Op.79 No.1 In B Minor
  • 02. 2 Rhapsodies. Op.79 No.2 In G Minor
  • 03. 3 Intermezzi. Op.117 No.1 In E Flat Major
  • 04. 3 Intermezzi. Op.117 No.2 In B Flat Minor
  • 05. 3 Intermezzi. Op.117 No.3 In C Sharp Minor
  • 06. 6 Pieces. Op.118 No.1: Intermezzo In A Minor
  • 07. 6 Pieces. Op.118 No.2: Intermezzo In A Major
  • 08. 6 Pieces. Op.118 No.3: Ballade In G Minor
  • 09. 6 Pieces. Op.118 No.4: Intermezzo In F Minor
  • 10. 6 Pieces. Op.118 No.5: Romance In F Major
  • 11. 6 Pieces. Op.118 No.6: Intermezzo In E Flat Minor
  • 12. 4 Pieces. Op.119 No.1: Intermezzo In B Minor
  • 13. 4 Pieces. Op.119 No.2: Intermezzo In E Minor
  • 14. 4 Pieces. Op.119 No.3: Intermezzo In C Major
  • 15. 4 Pieces. Op.119 No.4: Rhapsody In E Flat Major

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Comprehensive Evaluation

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ルーマニアのリリシスト、ルプーの若い頃、...

投稿日:2012/11/14 (水)

ルーマニアのリリシスト、ルプーの若い頃、’70年代に録音されたブラームスの主に後期の作品集。渋み、叙情性、寂寥感、深い、感傷的で優れた1枚、優しい気持ちになれました。。元々ブラームスの肖像を思わせる様な容姿でしたが、近年は、レコーディングも、インタヴューも一切やらず、益々ひげもじゃ、仙人の様に演奏会だけで音楽を、じっくりと語る孤高な存在となり、来日もし、気難くも繊細、緊張感も高い貴重な音楽を披露してくれてます。CDは、名刺代わり、今は生を聴いてくれという音楽家になってしまいました。惜しいけれど、これが、このアーティストの姿勢。お金だって、必要だし。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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ルプー盤は多く出ている後期ピアノ曲集のな...

投稿日:2010/12/10 (金)

ルプー盤は多く出ている後期ピアノ曲集のなかでももっとも美しい演奏と思います。(ラプソディーは中期ですが)。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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若き日のルプーによるブラームスであるが、...

投稿日:2010/07/18 (日)

若き日のルプーによるブラームスであるが、いずれも名演だ。2つのラプソディは、千人に一人のリリシストと称されるルプーとは信じられないような劇的な表情を垣間見せる。もちろん、抒情的な箇所における美しさにもいささかの不足もなく、その意味においては、剛柔バランスのとれた名演と高く評価したい。3つの間奏曲は、かのグレン・グールドやアファナシエフの超個性的な名演の印象があまりも強いために、他のいかなるピアニストが弾いても物足りなさを感じさせる危険性が高いが、ルプーのような清澄な美しさを湛えた演奏に接すると、正直ほっとさせられる。あたかも故郷に帰郷したような気分だ。ブラームスの最晩年の傑作が内包する深い精神性は、むしろ、このような抒情的な演奏によってこそ表現し得るのではないかとも考えさせられるような強い説得力が、本名演にはあると言える。6つの小品や4つの小品にも、3つの間奏曲とほぼ同様のことが言える。抒情溢れる清澄な音楽の中から、ブラームスの最晩年の至高・至純の深遠な境地が浮かび上がってくるような趣きがある。本盤のSHM−CD化は、ブラームスの重厚な音楽ということもあるが、ピアノの各音が通常CDと比較して、明快に分離し、かなり鮮明な高音質になったような印象を受けた。その意味では、本盤については、SHM−CD化は、2800円という価格が適正かどうかはともかくとして、先ずは成功と言えるだろう。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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