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経済学大図鑑

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784385162225
ISBN 10 : 4385162220
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アダム・スミスから今日の経済学者まで、その学説のキーとなることばを織り込みながら、わかりやすい図解(「マインド・マップ」)で100を超える経済概念を解説。
難解な数式を使わないで、世界を動かしてきた複雑な経済理論を解きほぐして紹介。
世界経済の今を見つめなおし、考える人のための経済学入門。
オールカラー。

いまの世界を考える人のための経済学入門
豊かさとは何か。世界はなぜ貧しさから抜け出せないのか。現在、私たちの暮らしを左右する経済の仕組みを知ることは、ますます重要性を増している。最初期の交易から今日のグローバルな経済危機まで、世界を動かしてきた経済の流れを、経済思想家たちはどうとらえ、どのように理論化したのか、簡潔に解説。

鍵となる経済学者のキーとなることばを随所に織り込みながら、わかりやすい図解(マインド・マップ)で100を超える経済学の概念を紹介。難解な数式を使わないで、複雑な経済理論を解きほぐす。初心者から経済学を学ぶ人、さらに幅広い読書人まで、世界経済の今を見つめなおし、考えるための本。

主な目次
●さあ、交易をはじめよう(前400年〜後1770年)
財産権、市場と道徳性、貨幣の機能、金融業、貨幣数量説、保護主義と貿易、富の測定、公開会社、経済活動における農業、経済の循環的流れ、公共財とサービスの供給

●理性の時代(1770年〜1820年)
ホモ・エコノミクス、自由市場経済学、収穫逓減、価値のパラドックス、租税負担、分業、人口動態と経済学、カルテルと談合、市場における供給過剰、借入と負債、好景気と不況、比較優位

●産業革命と経済革命(1820年〜1929年)
限られた競争の効果、独占、バブル経済、マルクス主義経済学、労働価値説、需要と供給、効用と満足(度)、消費のパラドックス 、経済的均衡、需要の弾力性、競争的市場、効率性と公平性、規模の経済、機会費用、団体交渉、誇示的消費、外部費用、宗教と経済、貧困問題、中央計画、創造的破壊

●戦争と不況(1929年〜1945年)
不況と失業、リスクと不確実性、ケインズ乗数、経済学と伝統、コーポレート・ガバナンス(企業統治)、経済理論の吟味、経済学の定義、経済的自由主義、現代経済の出現、価格差別

●戦後の経済学(1945年〜1970年)
国際貿易とブレトン・ウッズ体制、開発経済学、非合理的な意思決定、マネタリスト政策、インフレと失業、出費の節約、経済学における制度、市場情報とインセンティヴ、市場とその社会への成果、社会選択理論、幸福の経済学、セカンド・ベストの理論、社会的市場経済、経済成長理論、市場統合、計画経済における欠乏、ゲーム理論、従属理論、合理的期待、意思決定のパラドックス、為替相場と通貨、エンタイトルメント理論

●現代の経済学(1970年〜現在)
金融工学、行動経済学、課税と経済的インセンティヴ、効率的市場、競争と協調、市場の不確実性、独立した中央銀行、複雑性とカオス、社会関係資本、シグナリングとスクリーニング、アジア・タイガー経済、投機と通貨切下げ、勝者の呪い、金融危機、インセンティヴと賃金、粘着的賃金、サーチングとマッチング、経済学と環境(問題)、ジェンダーと経済学、貿易と地理、技術的躍進、国際的債務免除、銀行取付、グローバルな貯蓄の不均衡、不平等と成長、経済変化への抵抗、住宅供給と経済の循環

●経済学者人名録 用語解説 索引

【著者紹介】
ナイアル・キシテイニー : ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで教えている。専門は経済史と発展理論。世界銀行や国連アフリカ経済委員会でも働いている

若田部昌澄 : 1965年神奈川県生れ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、同大学院経済学研究科、トロント大学経済学大学院博士課程満期退学。現在、早稲田大学政治経済学術院教授。専攻は経済学史

小須田健 : 1964年神奈川県生れ。中央大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、中央大学、東京情報大学ほか講師。専攻は現代哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 1.3manen

    2012年初出。お金の歴史を紐解いているような、経済史の性格も感じられる。随所に名言枠があるのでそれらをご紹介。J・K・ガルブレイスは、「経済学においては希望と信頼が、偉大な科学的主張と、さらには立派な社会的地位への根深い欲望とも共存している」(12頁)と述べた。「もし私たちが、農業の経済学を知るなら、貧しい状態の経済学について多くのことを知るようになるだろう」(T・シュルツ39頁)。「富が少数の者に独占されているばあい、その者たちは公共的に必要なものどもを提供すべく広範に貢献しなければならない」  

  • KAZOO

    非常にカラフルで図解や絵も多く挿入されていて読みやすいと思います。これは教科書の副読本のような感じです。高校生向きかもしれません。一項目2〜4ページに解説されていて読むのが楽しくなりました。最初にこのような本に出会うと経済学が苦手の人がいなくなるのではと思いました。

  • ももみず

    会社のおじいちゃん常務の机に置いてあったのを、こっそり拝借して読んでいたのだけど(これ、シェアリングエコノミーってやつですか?)、おじいちゃんがおうちに持って帰っちゃったから読了ということで。つっても、一番読みたかった現代経済学の部分を読みそびれたからなあ。古典経済学の解説は面白かったです。経済学というよりかは、歴史のお勉強に近かったけど。お金それ自体に価値があった時代のほうが、むしろ健全だったんじゃないのという感想も湧きつつ。次は美学大図鑑とか出してほしーなー。4,000円以内なら今度こそ自分で買うよ。

  • Uzundk

    まさに経済の教科書といえるデザイン。このように時系列で発展を並べてあれば、確かにもっと面白い。中学高校でこういうのがあったらもっと興味ある人がでてくるのでは無いだろうか。 近代以降は若干色つきな部分があるので鵜呑みにすべきでは無いが、このデザイン方針には感心した。

  • ピエール

    経済学の主要な発見(経済学の場合、発見というのか、発明というのか?)が時代順に網羅されていて面白いです、ただ、一つ一つは概論で、浅いので、興味を持ったら、それぞれの専門書を読む必要があります。まあ、そこを狙った本なのでしょうけれど。

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