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後白河院

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101063201
ISBN 10 : 4101063206
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

激動の平安末期に跋扈した怪人物の真の姿とは。井上歴史文学の傑作、今甦る。

朝廷・公卿・武門が入り乱れる覇権争いが苛烈を極めた、激動の平安末期。千変万化の政治において、常に老獪に立ち回ったのが、源頼朝に「日本国第一の大天狗」と評された後白河院であった。保元・平治の乱、鹿ヶ谷事件、平家の滅亡……。その時院は、何を思いどう行動したのか。側近たちの証言によって不気味に浮かび上がる、謎多き後白河院の肖像。明晰な史観に基づく異色の歴史小説。

Content Description

朝廷・公卿・武門が入り乱れる覇権争いが苛烈を極めた、激動の平安末期。千変万化の政治において、常に老獪に立ち回ったのが、源頼朝に「日本国第一の大天狗」と評された後白河院であった。保元・平治の乱、鹿ヶ谷事件、平家の滅亡…。その時院は、何を思いどう行動したのか。側近たちの証言によって不気味に浮かび上がる、謎多き後白河院の肖像。明晰な史観に基づく異色の歴史小説。

【著者紹介】
井上靖 : 1907‐1991。旭川市生れ。京都大学文学部哲学科卒業後、毎日新聞社に入社。戦後になって多くの小説を手掛け、1949(昭和24)年「闘牛」で芥川賞を受賞。’51年に退社して以降は、次々と名作を産み出す。「天平の甍」での芸術選奨(’57年)、「おろしや国酔夢譚」での日本文学大賞(’69年)、「孔子」での野間文芸賞(’89年)など受賞作多数。’76年文化勲章を受章した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    まず目につくのは「語り」である。権力者の傍近くにいた者が往時を回想し、話体で語るのは芥川の「地獄変」の手法であった。また、複数の証言から物語世界を浮かび上がらせるのも、これまた芥川が試みた「藪の中」に他ならない。もっとも、本編はそうした先蹤にとどまらず、もう一つの装置を有していた。実記である。平信範の『兵範記』、吉田経房の『吉記』、そして九条兼実の『玉葉』がそれである。(建春門院中納言については出典は不明)。ただし、史実に忠実に立脚しているようでありながら、そこにはフィクションが巧みに介在する。⇒

  • 新地学@児童書病発動中

    混沌とした平安末期をしたたかに生き抜いた後白河院の肖像を描く歴史小説。馴染みのない歴史的な用語が多く出てくるし、さまざまな人物が入り乱れて登場するのでやや読みにくいが、面白い。この小説の一番の特徴は、後白河院を四つの人物の視点から浮き彫りにしたことだろう。どの人物から見ても後白河院には謎めいたところがあり、彼の胸の内ははっきりしない。ある時は優しい父親、ある時は気高い貴人、ある時は優柔不断な貴族に見える。一番私の胸に沁みたのは権力者としての孤独であり、それは多くの現代人が共有できるものだと思う。

  • 巨峰

    4人の語り手が後白河法皇とその御代を語る。昨年の大河ドラマを見たあとなので解りやすかった。井上靖の歴史小説は感情に走ることなく客観的なのだが、それでいて、温かさを感じるのがよい。

  • 17

    四人の側近が語る後白河上皇。久しぶりの井上靖さん。会話文のない文体がかえって新鮮。

  • エドワード

    ♪あそびをせんとやうまれけん〜大河ドラマ「平清盛」盛り上がって来たぞ!さてこの井上靖の作品は後白河天皇を四人の人物、平信範、建春門院中納言、吉田経房、九条兼実に語らせ、乱世を生き抜いた後白河天皇の肖像を浮き彫りにする趣向である。思えば、後白河の即位こそ保元の乱の端緒、彼の崩御後に源頼朝が征夷大将軍になる。後白河天皇は権謀術数の権化のイメージだが、「平清盛」の松田翔太演じる後白河には、飄々として思慮深く新しき世を見通す若い勢いが感じられて新鮮だ。歴史オタクには目が離せない。視聴率なぞ屁でもない!がんばれ!

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