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アメリカ名詩選

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003233511
ISBN 10 : 4003233514
Format
Books
Publisher
Release Date
March/1993
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

17、18世紀の植民地時代から、「アメリカ詩の時代」といわれる20世紀までアメリカの名詩百編を収めた対訳詩集。ポー、ホイットマン、ディキンソン、パウンドらの名詩を原文で味わいたいすべての愛好家に贈る。

目次 : ブラドストリート・わが愛するやさしい夫に/ テイラー・まじめに努めた教会仲間の歓喜/ フリノー・野生のすいかずら/ ブライアント・水鳥に/ エマソン・吹雪/ ロングフェロー・人生讃歌/ ポー・ヘレンに/ ポー・イズラフェル/ ポー・アナベル・リー/ ヴェリー・おだまき〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 新地学@児童書病発動中

    これは素晴らしいアンソロジーで、アメリカの詩の豊饒さを実感できる。一番最初に収められた素朴で優しいアン・ブラドストリートの詩と、一番最後のシニカルで暗いシルヴィア・プラスの「朝の歌」の違いが面白い。それだけアメリカの社会がダイナミックに変貌したのだろう。イギリスやフランスの詩にくらべて、美に重点を置いた作品が少ない。そのかわりにいかに生きるかとか、個人と個人のつながりをテーマにした詩が多い。アメリカの詩のなかでは、人間が中心に描かれるのだろう。

  • lily

    人生に束縛されても詩の中では精神を解き放つ自由な鳥。詩を詠み詩に慰められ詩から生きる勇気の力を感じられる。自然との一体化を心から愉しむソローには愛着を持ってしまうな。英語ももっと勉強するなら詩から仕掛けてみたい。

  • クプクプ

    アメリカの詩は、イギリスの詩に比べ歴史がないので、イギリスの亜流の詩を書くか、新しく個性的な詩を書くか、という解説がありました。しかし、私は、今まで教科書や、映画や洋楽でしか英語を勉強してこなかったので、今回の読書は切り口が、非常に新鮮に感じました。エミリ・ディキンソンやロバート・フロストといった、自然観察を詩に書くのが得意な詩人に特に惹かれました。巻末の詩人小伝には、顔写真つきで、詩人の一覧表が載っていて、どの詩人も波乱万丈な人生を送っていて、大変だったと同情すると共にリスペクトの感情を強く持ちました。

  • かふ

    川本皓嗣『アメリカの詩を読む 』のサブテキスト代わりに。ディキンソンの詩集を探していたのだが、無かったのでこの本を借りたら、前書の詩人たちの詩が掲載されていて便利だった。それは川本皓嗣の本は詩の講義なので部分的に詩を掲載して解説するのに全体詩が出てないのだ。それをこの本で確認するとより理解出来るようだ。他の詩も出ているし。やっぱディキンソンの死の捉え方とかカミングスの行分け詩は面白い。ホイットマンは改めて偉大だ。『百年の孤独』に通じるかも。

  • 風に吹かれて

    左ページに英文、右ページに訳文で100遍の詩が掲載されている。ポー、ホイットマンなどは複数の詩掲載。英文で読めるか、と言われれば、霧の中に置き去りにされたような気分にさせられ、1920年以降に生まれた詩人の作は霧の中に何かぼんやりと見えてきそうな気がすることもある、という、そんな程度のもの。toとかofとかでどこまでも繋がっていくし、一行あいているのに、次の段になってもセンテンスが続いていることもあり、しんどいことこの上ない。➡

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