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ISBN 10 : 4434128876
Content Description
できることなら目を逸らしておきたい自分の一部、ユングはそれを「影」と呼んだ。「影」にはマイナスのイメージがつきまとうが、その存在を受け入れることで人生に幅と深みがもたらされる。ユング心理学の中核概念のひとつである「影」とのつきあい方を丹念にまとめあげた快著。
目次 : 「影」との遭遇/ 魂の陰影―「影」の現れ方/ パウロの当惑―「善を為す意志はあれど…」/ 自分自身と出会う―個人的な「影」/ パトス―日常生活に「影」が入り込むと…/ 隠れた問題―親密な関係性の「影」/ 一に掛けることの…―集合的な「影」/ 通分された分母―制度の「影」/ 進歩の暗い辺縁―近代主義の「影」/ 暗い神性―神の「影」〔ほか〕
【著者紹介】
ジェイムズ・ホリス : 1940年米国イリノイ州スプリングフィールド生まれ。マンチェスター大学卒。ドルー大学にてPh.D.取得。26年間にわたり、大学で文学、心理学を教える。1982年、スイス・チューリヒ・ユング研究所にてユング派分析家の資格を取得。教育分析家。1997年よりヒューストン・ユング教育センターの所長を務める。現在、テキサス州ヒューストン在住。心理療法家として個人開業の傍ら、執筆活動ならびに全米・カナダ・ロシア・ヨーロッパの各地で、毎年、相当数の講演活動をこなしている
神谷正光 : 京都文教大学大学院臨床心理学研究科博士(前期)課程修了。現在、相模原市立青少年相談センター青少年教育相談員、神奈川県スクールカウンセラー。臨床心理士
青木聡 : 上智大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程満期退学。現在、大正大学人間学部臨床心理学科准教授。臨床心理士。山王教育研究所スタッフ。東京都豊島区南池袋で「あずま通り心理臨床オフィス」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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