Switch 29-1

★特集　水嶋ヒロ　　Running to the Winding Road　　

2010年、水嶋ヒロは「役者・水嶋ヒロ」であることを止めた。
いや、正確に言えば、役者「だけ」であることを、彼は止めた。
カメラの前から姿を消した彼は、しばらくして、一篇の小説を携え、小説家として我々の前に現れた。しかしそれも正確ではない。
あくまでそれは彼の表現の一部だった。表現者・水嶋ヒロ。
彼は最短距離を走り続ける

LONG INTERVIEW　孤独を知った男
彼は何故、小説を書かなければならなかったのか。
彼を表現へと突き動かすものは何か。
海外での幼き日々から、サッカー選手への夢、俳優という職業、そしてジャンルを超えた表現活動へ。
水嶋ヒロの過去、現在、未来を語り尽くす、独占ロングインタビュー

KEYWORDS
水嶋ヒロをつくった16の事柄＋α
水嶋ヒロという人物をより深く知るために。
ひとりの男の26年の軌跡を示す16の事柄

■第2特集　こえて、つながる糸の先　
25年の歴史の中でSWITCHが出会った表現者たち。
ジャンルを超えて、つながる想いを知る2組のドキュメンタリー
笑福亭鶴瓶×上原ひろみ［あらかじめ、決めない二人］
年齢もキャリアも、その表現方法も活動の舞台も、まったく違う2人。
しかし、時代を継ぎ、今を生きる表現者としての共通する何か強い信念があった

ハナレグミ×中村ハルコ［鳴り響く、余韻の中で］
永積崇はハナレグミの4枚目のアルバムの制作中、一冊の写真集と出会った。
写真集を通して、その写真家の魂に触れた永積は、彼女の家族に会うために仙台へ向かう

好評連載
・小泉今日子 [原宿百景]
・平野啓一郎 [つぶやき抄 hiranok's tsubuyaki show]新型日記連載
・佐内正史 [対照] 今月の漢字は「墨」
・大森克己［彼女について写真家が知っている2、3の事柄］