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ISBN 10 : 448780096X
Content Description
アカデミズムの論争や流行から距離をおき、「日本の家」を独自に探求した建築家、名匠・吉田五十八がたどり着いた珠玉の自邸。数学的論理性が生み出す空間の濃密な質―。比類なき孤高の住宅の謎を解き明かす。
目次 : 第1章 吉田五十八自邸―歴史と創造(吉田五十八の建築との出会い―1960年代の吉田五十八理解/ ル・コンビュジエを通して/ 図面の再現を通して/ 空間の力学―モダニストとしての吉田五十八/ 線を整理する―誤解された建築家 ほか)/ 第2章 吉田五十八―その文体(対談:建築にとっての「文体」とは何か(富永讓×後藤武)/ 語りがたい建築/ 秩序と現象の調停/ 「面」の力/ プランに込められたもの ほか)/ 資料編
【著者紹介】
富永讓 : 1943年台北市生まれ。法政大学名誉教授、建築家。富永譲+フォルムシステム設計研究所主宰。東京大学工学部建築学科卒業の後、菊竹清訓建築事務所を経て1972年にフオルムシステム設計研究所を設立。1973年に東京大学工学部建築学科助手をつとめ、その後東京大学や東京藝術大学などで講師をつとめ、2002年に法政大学教授に着任。2003年日本建築学会作品賞(ひらたタウンセンター)、2004年医療福祉建築賞(エンゼル病院)、2008年建築学会作品選奨、第8回JIA環境建築賞(成増高等看護学校)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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