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Berlioz Symphonie fantastique, Wagner, Sibelius : Mariss Jansons / Leningrad Philharmonic (1989 Tokyo)

Berlioz (1803-1869)

User Review :4.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ALT445
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ムラヴィンスキー色を残しつつ新時代の響きへ
伝統の歴史を共に歩んだヤンソンスの目くるめく『幻想』
レニングラード最後の輝き1989年!


かつて映像でしか世に出ていなかったヤンソンス/レニングラード・フィル89年来日公演が初CD化! NHKに残されている貴重音源を元に「ALTUS」が丁寧にマスタリングして商品化。演奏会場の熱気も十分に伝わってきます。2019年11月に惜しくも世を去ったマリス・ヤンソンスを追悼する注目のアルバムです。
 マリス・ヤンソンスは1971年にレニングラード・フィルを振って指揮者デビュー。73年に同団副指揮者、85年には准首席指揮者となってムラヴィンスキーのもと経験を深めていきます。77年にムラヴィンスキーと共に来日公演を振っているものの、当時の日本ではヤンソンスと言えば父のアルヴィドで、なかなか真価が認められなかったのが実情です。聴衆がその存在をはっきりと認めたのは、ムラヴィンスキーの代役としてメイン指揮者を務めた86年来日公演。当盤にはその3年後、新たに音楽監督となったテミルカーノフと共に来日した89年の公演が収められています。レニングラード・フィルの伝統を知り尽くしたマリスがサンクト・ペテルブルク・フィル改称前のオケと繰り広げた、レニングラード最後の輝きと言える凄まじい名演。得意の『幻想交響曲』をメインにワーグナーと絡めた聴き応え抜群・壮絶なプログラムです!

「まさに伝統的な「ロシアのベルリオーズ」を継承した表現の濃い演奏といえる。第1楽章冒頭は、濃密な夜の音楽で、終楽章のワルプルギスの夜を想起させる不気味な雰囲気さえ漂ってくる…第4楽章は、あたかも死刑を執行したことがあるかのようなリアリティをもって豪快な演奏を繰り広げる金管楽器隊がレニングラード・フィルならでは。終結部での管楽器の強引なクレッシェンドは父・アルヴィドと同じアイディアを採用している…第5楽章では、ヤンソンスとレニングラード・フィルの面目躍如といった演奏が堪能できる。冒頭はホラー映画のようなおどろおどろしい奇怪な世界…終結部における金管群の咆哮や畳みかけるような加速は、まさに狂乱の場に相応しい乱痴気騒ぎで、聴き手を興奮の渦に巻き込んでいく。」〜指揮者・坂入健司郎氏の解説より〜(販売元情報)

【収録情報】
● ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
● ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
● シベリウス:悲しきワルツ Op.44-1
● ワーグナー:『ローエングリン』第3幕への前奏曲


 レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音時期:1989年10月25日
 録音場所:東京、オーチャードホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 国内プレス
 日本語帯・解説付

Track List   

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レーザーディスクのあまり良くない音で聴い...

投稿日:2021/03/13 (土)

レーザーディスクのあまり良くない音で聴いていたのでこれは◎! 後年の幻想と比較すると緻密さに欠けるきらいがあるが これはこれで良し ヤンソンスを最後に聴いたのはウィーンでの幻想だった 彼の幻想は何度も聴きましたが最後までいろいろと変化がありました 悲しきワルツも好きだったようで 何度もアンコールで聴きました 本真良い指揮者が鬼籍に入るのは悲しい あと10年は聴けると思っていたんですが

Schonefeld さん | 奈良県 | 不明

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うーん、意外と技術的に、アンサンブルも緊...

投稿日:2021/02/25 (木)

うーん、意外と技術的に、アンサンブルも緊密でない印象。この頃のレニングラードフィルは、ムラヴィンスキーの指導で軍隊の様な精密な行進の様な演奏の幻想交響曲とか期待したのですが、だいぶ違っています。むしろアンコール?の悲しきワルツとかが良かったかな。私以外に聴かれた方の感想もお聞きしてみたいですね。

安曇野のカラヤン さん | 長野県 | 不明

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