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Cantatas Vol.15: R.lutz / J S Bach Stiftung O & Cho

Bach (1685-1750)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
B348CD
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

This new release of the ongoing cantata series of the Johann Sebastian Bach Foundation St. Gallen features three live recordings on period instruments: Schwingt freudig euch empor (BWV 36), Tue Rechnung, Donnerwort (BWV 168) and Wo gehest du hin (BWV 166). The beloved soprano Nuria Rial is among the star soloists of this record.

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Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallen...

投稿日:2019/08/28 (水)

Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallenのカンタータ第15集。まずBWV36「喜びて羽ばたき昇れ」は、2部構成で規模はそれほど大きくないながら、曲自体が美しいクリスマス・カンタータの名品ですが、Rudolf Lutzらの演奏は曲の本来の魅力を損なわない、素直で忠実な再現であり好感が持てます。しかも、演奏者の技量的にも、明らかにS.Kuijkem盤と同等、ひょっとするとGardinerやKoopmanを越えてるかもしれず、この曲に関してはOVPP以外では現在第一にお薦め出来る演奏かもしれません。BWV168「務めの報告をいたせ!と轟く雷の声」は一転して罪の恐ろしさを訴えるカンタータですが、冒頭曲の付点リズムと跳躍音程が非常に効果的な名曲であり、Rudolf Lutz/らの演奏は重々しくなりすぎず生命感に溢れた音楽の喜びを伝えながら、同時に堅実で歌詞内容に則した素晴らしい演奏であり、これもS.KuijkemのOVPP盤と並ぶ現在ではイチ押しの演奏と言えるでしょう。最後のBWV166「汝いずこに」は復活祭カンタータの一つで有名曲ではありませんが、Rudolf Lutzの再現はどちらかといえば地味な音楽の一つ一つに丁寧に向き合い、その魅力を確かな技量によってしっかりと伝えてくれる好演です。3曲いずれも指揮者・演奏者の高度な技術と誠実な解釈が顕著な良演奏ばかりであり、すべてのJ.S.Bachファンにお薦めする価値のある盤と思います。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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