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女城主 戦国時代小説傑作編(仮)Php文芸文庫

Anthology

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569766102
ISBN 10 : 4569766102
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2017年、NHK大河ドラマのヒロインは井伊直虎!

戦国時代、男の名で家督を継ぎ、井伊家を滅亡の危機から救った女城主・井伊直虎のほか、民を愛し、城を守った姫君たちの気高くも美しい姿を描いた傑作短編集。

義父・真田昌幸に愛された月姫の決断(井上靖「本多忠勝の女」)、忍城籠城に際し、領民とともに濠を掘った女城主(山本周五郎「笄堀」)、夫・立花宗茂への葛藤を抱えながらも凛と生きたぎん千代の生涯(滝口康彦「立花ァ千代」)など、珠玉の六編を収録。

【著者紹介】
細谷正充 : 文芸評論家。1963年生まれ。時代小説、ミステリーなどのエンターテインメントを対象に、評論・執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • もりのくまお

    来年の大河が井伊直虎ということで、読了。彼女も含め、戦国時代に名を遺した女性たちの短編集。今年の大河にも出てきた本多忠勝の娘月姫(小松姫、稲姫)、立花ァ千代の話は知っていた一方で、由良家の妙印尼、小幡信定の妻・正子の短編は初めて知ったこともあり新鮮。また、”のぼうの城”の舞台・忍城攻防戦の女性と言えば、甲斐姫ですが、今作ではその母が主人公というのも面白かった。”紅と剣”では直虎と小野道好の関係が主でしたが、本作では直政との関係が描かれて良かった。大河も直虎だけでなく、直政の赤鬼ぶりも描いて欲しいのですが。

  • けやき

    女城主を題材にしたアンソロジー。女城主ではないけど、池波正太郎の「夫婦の城」がよかった。夫婦とはかくありたい。忍城籠城を描いた、山本周五郎の「笄堀」もよかった。

  • future4227

    女城主にまつわる6人の戦国女性を描いたアンソロジー。真田信之の妻月姫は強さと優しさを兼ね備えた素晴らしい女性。さすが本多忠勝の娘。由良政繁の妻妙印尼は八十近い年齢にも関わらず、総大将として出陣、一番槍を狙って先陣を切るスーパー婆さん。来年の大河主人公の井伊直虎は結構意地っ張りなわがまま娘。立花宗茂の妻ァ千代は超プライド高いお嬢様。忍城の攻防戦は『のぼうの城』とはちょっと違い、成田氏長の妻真名女が活躍する。小幡信定の妻正子は夫への忠義心MAX。まさに戦国女性の鏡。いつの世も女性は強い。

  • ぜんこう

    ■本田忠勝の女(むすめ)/井上靖:真田信之の妻となった月姫(小松姫)■母の覚悟/岩井三四二:上州金山城の由良氏の母親、北条攻めの激震の関東での決断■虎目の女城主/植松三十里:井伊直虎■立花ァ千代(ぎんちよ)/滝口康彦:九州の大友氏の三宿老の立花道雪の娘、ツンデレ■笄堀(こうがいぼり)/山本周五郎:「のぼうの城」で有名になった忍城城主の妻の真名女■夫婦の城/池波正太郎:上州国峰城 ■戦国時代、武将や雑兵の男の物語と同じだけ女の物語もあるんですね。女のほうが強いし、人々をまとめる力があるかも。

  • デイジー

    六編の短編集。植松さんの「虎目の女城主」は高殿円さんの『剣と紅』を読んだからか、大河ドラマ『直虎』も観ているからか、サラッとした印象でした。一番インパクトがあったのは池波さんの「夫婦の城」。上州国峰城主小幡信定の正室、正子が夫と共に乱世を生き抜く物語。政略結婚のうえ、醜女と言われ信定からの愛情も薄かったが、最後には武田信玄までもが正子の度胸と覚悟に感心するほど。正子が隠していた真実に驚きです。これぞ戦国の女。

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