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氷の花たば

Alison Uttley

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001141191
ISBN 10 : 4001141191
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

雪道に迷った父親の命を救い、お礼に娘を要求した白いマントの男の正体は。表題作のほか、美しい木こりの娘の秘めた恋、「麦の子ジョン」と名のる神秘的な少年の話など、自然の息吹に満ちた6編を収録。

【著者紹介】
アリソン・アトリー : 1884‐1976。イギリスの作家。ダービーシャーのクロムフォード村の農場に生まれ、自然のなかで幼い日々を過ごす。マンチェスター大学で物理を学び、ロンドンの女子中等学校で理科担当の教職についた。アトリーの作品としては、「グレイ・ラビット」シリーズなど、幼年向け動物物語がよく知られているが、出身地の歴史を題材に“時”をあつかった長編ファンタジー『時の旅人』や、自伝的作品『農場にくらして』は、アトリーの資質の最良のものがあらわれた作品として、高く評価されている

石井桃子 : 1907年、浦和市生まれ。日本女子大学卒業。編集者・作家・翻訳家として、また児童図書館活動の草分けとして、戦後の児童文学界をリードしてきた

中川李枝子 : 1935年、札幌市生まれ。東京都立高等保母学院を卒業後、15年ほど保母として働く。同人誌「いたどり」を経て、『いやいやえん』(1962)で作家としてデビュー、多くの賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • NAO

    美しい自然描写の中でちょっとふしぎな出来事が描かれた童話の短編集。いくつか既存の童話に似た話がある中、サーカスのおばあさんからもらった笛が起こす奇跡を描いた「メリー・ゴー・ラウンド」がよかった。表題になっている「氷の花たば」は、「雪女」(雪の精は男だけど)と「雪娘」が一緒になったような話。雪の精に魅入られた時点でこの子はすでに氷の世界側の人となっていたというのが面白い発想だと思った。

  • たつや

    幻想的で美しい表現の冴え渡る6つのお話。「妖精の船」「氷の花たば」「麦の子ジョンバーリコーン」の3編が気に入りました。後日、再読すると印象も変わりそうです。

  • coco

    本の題名を含んだ6つの短編小説。あまり引き込まれず読むのを断念してしまった‪( ´•̥  ̫ •̥` )‬この本が好きな人や作者様すみません!m(_ _)mまた機会があったら読もうかな。では、また違う本を読みます。😊

  • さゆ

    この本のなかで特にお気に入りなのが『七面鳥とガチョウ」です。『ブレーメンの音楽隊』に似ていますが、私、このおはなし、大好きです。ここでネタバレしちゃうと面白さが半減するから言わないけれど、是非、お読みください。おすすめです。最近、アトリーの書いたものをいろいろな人が訳しているものを読んでいますが、やはり「チム・ラビットシリーズ」と同様で石井桃子さんの訳が一番好みだと思いました。

  • シュシュ

    アトリーの世界に魅了された。アトリーは、深い森のそばで育った女の子ならではの感性と想像力を持っていると思う。アトリーの自伝的物語『農場にくらして』の中の神秘的な森の様子を感じた。どの話もよかったが、特に好きなのは、木こりの娘。主人公の娘、チェリー・ブロッサムがイラクサの葉で上着を縫い、山ザクラの花びらでウェディングドレスを縫う、自然の中のファンタジー。

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