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池上彰が聞いてわかった 生命のしくみ 東工大で生命科学を学ぶ 朝日文庫

Akira Ikegami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022620101
ISBN 10 : 4022620102
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「生命って、実によくできているなあ!」と池上さんも感嘆した、生命の驚くべきしくみとは。生物の基礎から、ノーベル賞受賞の「オートファジー」のしくみ、遺伝子からゲノムまで、生命科学のすべてがこの一冊でまるわかり!池上さんが質問し、最先端の研究をしている東工大の教授が解説。ノーベル賞受賞、大隅良典氏との対談を収録!

目次 : 第1章 「生きているって、どういうことですか」/ 第2章 「細胞の中では何が起きているのですか」/ 第3章 「死ぬって、どういうことですか」/ 第4章 「地球が多様な生命であふれているのはなぜですか」/ 第5章 「ゲノム編集は私たちの未来を変えますか」/ 特別対談「どうして今、生命科学を学ぶのですか」/ おわりに 世の中に無駄なものはない

【著者紹介】
池上彰 : 1950年、長野県生まれ。ジャーナリスト。東京工業大学特命教授。慶應義塾大学卒業後、NHKで記者やキャスターを歴任、94年より11年間「週刊こどもニュース」でお父さん役を務める。2005年からフリーランスとして多方面で活躍

岩〓博史 : 1961年、鳥取県生まれ。東京工業大学教授。所属は科学技術創成研究院細胞制御工学研究センター。大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。文部省在外特別研究員としてイエール大学留学。横浜市立大学教授、東京工業大学大学院生命理工学研究科分子生命科学専攻教授などを経て、現職。文部科学大臣科学技術賞、日本遺伝学会木原賞などを受賞

田口英樹 : 1967年、兵庫県生まれ。東京工業大学教授。所属は科学技術創成研究院細胞制御工学研究センター。東京工業大学大学院総合理工学研究科生命化学専攻博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、東京工業大学助手、東京大学大学院准教授などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶち

    池上彰さんの質問に最先端の研究をしている東工大の教授が答えてくれる"生命のしくみ"。易しい言葉による対話形式と図説で、この分野にまったく縁のない私にも、とても分かりやすかったです。 生命の基本である細胞の基礎から始まるお話は、ほんとうに面白く、スラスラと頭に入ってきて、知的好奇心がくすぐられます。 DNA、遺伝子、ゲノム、染色体、代謝、IPS細胞、ゲノム編集,,, 現在の生命科学の基礎がこの一冊で分かる教科書みたいな感じです。

  • 白パラガス

    「生命科学と池上さん関係ないやん」と思いながらあまり気乗りせずに読み始めたが、読み終えてからは「なるほど、これは池上さんが適任やったな」と思えた。生命科学(life science)の話題について池上さんが質問し、専門家がそれに答えて解説していくというスタイル。生物を習いたての高校生が抱きそうな素朴な質問を研究者に投げかけ、その回答を絶妙な比喩をまじえて分かりやすくまとめられるのは池上さんしかいないように思えた。個人的には、「セントラルドグマ」の重要性とDNA→タンパク質の流れを理解できたのはよかった。

  • hatohebi

    生物をほとんど学んで来なかった東工大の学生達に、生命科学の面白さを伝えたいというのが本書の出発点。高校生物程度の知識を切り口に、「そもそも生命とは何か」を一問一答形式で分かりやすく教えていく。生命は自身の境界を持ち、自己複製を行ない、代謝によって自分を維持し続けるもの。その活動で大切なのがDNA→RNA→アミノ酸→タンパク質という「セントラルドグマ」(生命の統一原理)の流れ。DNAは身体の形成と活動に必要なタンパク質の設計図であり、同時に強固な自己複製能力を持つ。全ての生物は同じ原理で作られている。

  • ダック

    だいぶ分かりやすく説明してくれてるとは思うのですが、私の知識がなさすぎてよくわからないところもありました。ただ、わからないから避けるのではなく、少しでもわかることで世界の見え方が変わるのかなと思います。 本文の内容ではタンパク質が、私が思っていたよりはるかに重要なものであったことにびっくりしました笑

  • ksan

    細胞や生命ってすごい!面白い!とあらゆるところで感じさせてくれる本。多様性とは強さだ。

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