Product Details
ISBN 10 : 4800593840
Content Description
──「序章」より (一部編集のうえ抜粋)
「ダメな会議が抱える根本的な問題は、“わからなさ”から逃げることにあります。
複雑で正解のない問題を既知の枠組みで無理やり単純化したり、
不確実性を避けて安全な領域に留まろうとしたりする。これが創造性を阻害し、
価値のない会議を量産しているのです。(中略)
本書で提案するのは、全く異なる視点からの解決策です。
“わからなさ”を排除するのではなく、積極的に活用し、そこから新たな価値を創造する
「“わからなさ”をデザインする」というアプローチです。」
会議につぐ会議で忙しく、効率化に取り組んでも、なぜか忙しさが解消されない――。
この現象の背後には、会議の「量」ではなく、「質」の問題が隠れています。
昨今は正解のない「厄介な問題」が生じ、問題解決が難しくなっているのにもかかわらず、
根本原因に手を付けず、表面的で対処療法的な議論ばかりを繰り返してしまうのです。
本質的な問題解決を先送りせずに、価値を生む会議へと、会議の質を変える必要があります。
そのためには、「対話(議論)による価値創造のための会議のつくりかた」である
「クリエイティブファシリテーション」が必要です。
熟達したファシリテーターのセンス、実践知を、覚えやすい一覧性と、適度な抽象度のある
「パターン」で提示します。
28の「パターン」を参照し、実践を繰り返すことで、例えば
「参加者が口にしない本当の想いや葛藤は何か」
「この瞬間に場が求めている根幹的な問いかけは何か」
「いま生まれつつある新たな意味の兆しをどう捉えるか」といった、
技法やフレームワークを超えた、その場の状況を瞬時に感じ取るセンスを磨くことができます。
【著者紹介】
aki : とんがりチーム研究所クリエイティブファシリテーター。チーム対話を通じ「厄介な問題」を創造的解決に導くひとり起業家。日・米の大手企業人事を経て、2006年より組織開発コンサルタントへ。2017年末、とんがりチーム研究所を創業。2013年末にトランジションタウン・藤野(相模湖畔のまち)に移住し地域コミュニティづくりにも注力。iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。産学連携団体iU組織研究機構理事。相模女子大学大学院社会起業研究科非常勤講師。NPO法人自遊の広場(福祉・介護事業)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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