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ISBN 10 : 4831826073
Content Description
「中世は武士、そして鎌倉新仏教の時代である」。こうした教科書で知る歴史像は、決して正しいものではなかった。強靭な論理力と斬新な学説で、「武士階級発展史観」にもとづく中世史理解へ鋭く修正を迫り、中世史の構図を一変させた黒田史学。「顕密体制論の立場」「「院政期」の表象」「中世における武勇と安穏」「「中世」の意味」など、その精髄を示す論考を収めた不朽の名著。
目次 : 1(顕密体制論の立場―中世思想史研究の一視点/ 王法と仏法/ 愚管抄における政治と歴史認識/ 日本宗教史上の「神道」)/ 2(「院政期」の表象/ 軍記物語と武士団/ 太平記の人間形象)/ 3(楠木正成の死/ 歴史への悪党の登場/ 変革期の意識と思想/ 中世における武勇と安穏)/ 4(「中世」の意味―社会構成史的考察を中心に/ 思想史の方法―研究史からなにを学ぶか)
【著者紹介】
黒田俊雄 : 1926年富山県に生まれる。1948年京都大学文学部史学科卒業。1960年神戸大学教育学部助教授を経たのち、大阪大学教授、大谷大学教授を歴任。1993年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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MUNEKAZ
読了日:2023/01/20
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読了日:2020/08/30
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