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怪談四十九夜 11(仮)竹書房怪談文庫

黒木あるじ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801932661
ISBN 10 : 4801932665
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

あの世とこの世を繋ぐ夜のごとき、不思議で怖い不気味な話49話を綴る人気シリーズがいよいよファイナル。黒木あるじのもとに、ベテラン・福澤徹三と岩井志麻子を迎えての強力布陣で送る。ドライブの途中に見つけた朽ちかけた祠の恐怖「紅葉ドライブ」(我妻俊樹)、魔物に連れ出されてたと口にする少女、やがて…「魔物の宝」(朱雀門出)、整体院に来る謎の女性患者の奇妙な振る舞い「美婆」(神薫)、向かいの家から漂う腐臭に最悪の事態を想像したが…「S家の不安」(黒史郎)他、百目鬼野干、冨士玉目、そして新鋭・蛙坂須美が参加。その先は極楽か―いえいえ地獄は続きます。

目次 : あの先生/ ダブり/ 縁もゆかりも/ 盛り塩詐欺/ 輪廻の里/ 魔物の宝/ 百鬼の偽来迎/ 狂った遺言/ つるつるの裸/ 卒業した中学のアルバムが古本屋に売られていた話〔ほか〕

【著者紹介】
黒木あるじ : 『怪談実話 震』で単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    実話怪談集。このシリーズ外れが無くて良き話ばかりだったが、本巻で最後らしく寂しい限り。内容は満足の一言。冒頭の蛙坂須美、朱雀門出、我妻俊樹の三人からして読者を殺しにかかっているのはもう最高。その後も岩井志麻子はいつもの岩井志麻子だし、黒史郎は相変わらず安心して読めるし、福澤徹三は年季の入った熟練の話を繰り出してくる。で、ラストを飾るのは黒木あるじ。寄稿者一人一人が単著で活躍できる力量の持ち主なので、こちらも読む前から期待値が上がりまくっていたのだが、期待を裏切らない期待以上のものを味あわせてくれました。

  • あたびー

    22年の本。豪華メンバー。黒木あるじさん「でもどり」その後どうなったのかなあ。ワクワク。大好物の朱雀門さん「卒業した中学のアルバム(以下略)」未来の日付、反社ぽい人。志麻子さん変わらぬドロドロ。福澤さん「箱」言ってもいけない。黒史郎さん「キリン」まだ歩いてるのかな。この時まだ新鋭の蛙坂須美さん「あの先生」は誰?気味が悪かった我妻さん「ズボン」どんな会社やねん。以下割愛

  • ネムコ

    黒木あるじ氏編著の四十九夜シリーズの最終巻。今回も楽しませて頂きました。でもやっぱり黒木さんのお話が一番余韻を感じますね。またの出会いを楽しみにしております。

  • 澤水月

    「よぐたち」ほか監修黒木あるじ筆の分、また岩井志麻子の久々怪談が切なさ悲しさ含み秀逸。他も読みどころ多し(医師の神薫、ある怪奇について「医学的に考えうる」解説添えてあったのもいい)。シリーズ最終巻、これだけ豪華な顔触れで中身詰まった怪談本は昨今ない。一旦羽を休められたら、また何らかの形で皆さん読めればと期待

  • 奈良 楓

    朱雀院出さんの緩い怪談が良かったです。どうしようも無い父親の葬式に現れた地獄の鬼とその顛末、「百鬼の偽来迎」。

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