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恋する記憶と甘い棘 幻冬舎ルチル文庫

黒崎あつし

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344824553
ISBN 10 : 4344824555
Format
Books
Release Date
February/2012
Japan

Content Description

恋人が好きなのは、記憶をなくしていた間の自分―。高校2年生のある日、事故で過去1年間の記憶を失ってしまった永瀬涼。それから3年、記憶をなくした涼と暮らしていたのは幼い頃から慕っていた従兄の功一郎だった。一緒に暮らすうち二人は恋人同士になるが、ある朝突然涼の記憶が戻る。そして今度は、同居していた3年間の記憶をなくしていて…。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 天使を愛するアカウント

    従兄弟・功一郎×大学生・涼。受が記憶喪失になり別人として過ごした3年、その3年間のことを再度忘れてその前の記憶に戻ってしまったところから始まる話。自分の知らない自分と、好きな人との思い出に悩んで切なくなる受視点でがーっと最後まで読めたけど、最後のSSで完全なハッピーエンドじゃなくなった感じでしたね。ある意味考えさせられるエンドであり、甘さを薄くさせるエンドでもあったなぁ。そういえば記憶失って恋人になってまたその間の記憶をなくすっていうのは木原さんの「COLD〜」シリーズをちょっと思い出しちゃいました。

  • しちし

    功さんと天女とハリネズミのお話 大好物の記憶喪失なんだけどなんだけど これハッピーなエンドだと思う? 不幸な話ではないのだけれど不安というかなんというか… 再読でした

  • 記憶喪失もの。しかも二重の記憶喪失。二重のというか記憶喪失でいた前の自分に戻ったら記憶喪失中の事を忘れていたというパターンですね。最初は読んでる方が、ん?ってなってしまってどゆこと?と混乱してしまった。記憶喪失モノは切なくて好きな設定。前の自分に嫉妬したり奇妙だけど切ない三角関係でした。記憶喪失中の三年間の事も知りたくなりましたね。

  • メグ

    なんだかややこしい記憶喪失ものだわ。主人公の涼は2回記憶喪失になってて、無くした3年の間に従兄弟功一郎の恋人になった別人格とも言える自分自身に嫉妬しまくります。功一郎が朴念仁なおかげで更に苦しむんですが、いっそのこと心理カウンセラーに相談すりゃいいのに(←話が全然違ってくるが!)と思うほど涼の状態は不安定です。SSでは案の定?別人格の涼が現れ、記憶喪失というより多重人格みたいで、功一郎の戸惑いも大きくなり、不安感を残したまま終わっています。ん〜、なんか解決策を提示して明るく終わって欲しかったなぁ(-.-;

  • きょん

    記憶喪失モノなのに、受けのキャラが違いすぎててもはや多重人格モノと言っても差し支えないのでは?攻めも愛情が一貫してゆるぎない人なのかと思ってたら、SSでやっと喪失感を感じる鈍いだけの人なのか?と思ってしまった・・・何だか中途半端な終わりでした。

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