Product Details
ISBN 10 : 4779513278
Content Description
現代のトランスナショナルなコミュニケーションはどのように行われているのか。日本をはじめ世界各地のさまざまな文化的越境を考える。
目次 : 第1部 「異文化」から考えるトランスナショナル・コミュニケーション(越境するgeisha―現代フランスの新聞における「日本女性」像の構築/ アジアを目指す日本ファッション―トランスナショナルなメディアとファッション/ 東アジアポピュラー文化圏の越境―台湾とナガの若者のポピュラーカルチャー消費を事例に/ イスラーム文化の「基準化」の広がり―食品に関するハラール認証制度の形成と展開から)/ 第2部 「コンテンツ」から考えるトランスナショナル・コミュニケーション(スポーツ化するeスポーツ―その競技性とトランスナショナル性をめぐる一考察/ テレビ番組のトランスナショナル―コンテンツの輸出入・フォーマット販売から映像配信サービスまで/ アニメーションのインターテクスチュアリティ/ 過圧縮ポップの誕生―「ジャンルの混在」と「八九秒の制約」から生まれた日本独自のポップミュージック形式)/ 第3部 「歴史」から考えるトランスナショナル・コミュニケーション(若者たちは何を夢見たのか―ファッションの創造力/ 文化外交としての宝塚歌劇―海外公演をめぐって/ 日本の禅、世界のZEN/ 静寂のデザイン―曹洞禅における袈裟の伝承について)/ 第4部 「メディア」から考えるトランスナショナル・コミュニケーション(初音ミク―ネットアイドル文化のトランスナショナル化の可能性/ インターネットはアイドルのローカル性を再編成する―メディアとコミュニケーションの視角から考えるアイドル受容の現在/ モバイル=デジタル時代のパンデミックな「承認」―越境するパフォーマティブなデジタル写真/ 実践としてのトランスナショナル―ネットワーク社会における表現と越境的対話)
【著者紹介】
高馬京子 : 明治大学情報コミュニケーション学部准教授
松本健太郎 : 二松學舎大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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