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Qed 源氏の神霊 講談社文庫

高田崇史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065315422
ISBN 10 : 4065315425
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan

Content Description

平安時代末期、源頼政は宮中を恐怖に陥れた妖怪・鵺を退治。武芸にも和歌にも秀で、晩年には平清盛の下で従三位に叙される。ところが二年後、恩ある清盛ら平家を敵に挙兵する。なぜ頼政が老齢を押して戦いに臨まなければならなかったのか。頼政縁の地で起きた連続殺人を軸に桑原崇が源平合戦を解き明かす。

【著者紹介】
高田崇史 : 昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED 百人一首の呪』で、第9回メフィスト賞を受賞し、デビュー。歴史ミステリを精力的に書きつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミエル

    歴史の史実の裏側を考察するシリーズ、本作は源平の戦いがテーマ。正直、この辺りの歴史について疎いの何もかもが新鮮だった。これが真実だと言われれば信じてしまいそう。辻褄さえ合っていれば考察の精度は上がる。浅学に陰謀論は毒、自分自身でこんなロジックを体験できたのはなかなか面白かった。徹底した正史(とされている歴史観)の裏を読む姿勢は、実際どれくらい詭弁なのか?歴史ファンタジーを楽しむ醍醐味は、解釈の自由度が高さを許容する事だと思うので、これはこれで興味深い。

  • よっしー

    文庫版で再読。やはり、源平時代はややこしくて…何度覚えようとしても見事に抜け落ちていくように感じます。今回の舞台は宇治!! 平等院は勿論、頼政公の所も参ったのに、どのような人物だったのかを初めて知った感じになりました。相変わらず事件に巻き込まれてはいるようですが…蘊蓄を含め、楽しく読了です。

  • hnzwd

    歴史の謎に迫るQEDシリーズ。今回は源平合戦。歴史は勝った側が書いたものだけが残る、という話から、QEDシリーズは基本的に歴史に残っていない裏側を状況証拠と想像で補ったもの、と眉唾で読んでますが、、納得したくなる驚きを与えてくれるので好きなシリーズです。

  • sosking

    頼政が何故以仁王の令旨を受けて平家追討に立ち上がったのかが今回の最大の謎。作者の説に納得すると同時に義仲の最期の行動にも共感するものがあった。殺人事件は、相変わらずおまけの様なもの。

  • イシカミハサミ

    QEDシリーズも中盤以降は、 一つの説の敷衍を続けていたというか、 他の人物に拡張していただけというか、 あまり目新しさという意味ではなにもなかったけれど、 この巻は歴史の新しい闇に光が当たった気がした。

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