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自衛隊の弱点9条を変えても、この国は守れない

飯柴智亮

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797673586
ISBN 10 : 4797673583
Format
Books
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

元・米国陸軍大尉が告発する、あまりにもお粗末な自衛隊の現状。
憲法を改正したい人も、守りたい人も必読!

【目次】
1章 指針なき軍隊の悲劇
憲法を変えても自衛隊は強くならない/自衛隊は軍隊ではない/国家戦略なき自衛隊の悲劇/DIMEとは何か/なぜ日本人は軍事音痴になったのか/日本のDIMEを考える/日本はゾンビ国家だ!

2章 かくて私はアメリカ軍の将校になった
一生を決めた映画/すべてはランボーになるため/「島流し」/同級生は将校殿/人生を変えた「あの日」/アフガンへ/ようやく将校に/「山桜」で見た自衛隊の素顔/変化、進化する米軍

3章 リーダー不在の「軍隊」は敗れる
総理大臣こそ自衛隊の弱点/レンジャーを率いるのはレンジャーでなければならぬ/サラリーマン自衛官の見分け方/猿マネばかりの日本

4章 「絵に描いた餅」の図上演習
敵機が飛んでいる時点で「負け確定」/住民はどこに消えた?/『シン・ゴジラ』が教える日米同盟の実態/本土決戦は愚の骨頂/離島奪回に揚陸作戦は不要/ミサイル撃墜よりも先制攻撃/陸自不要論

5章 自衛隊はなぜ「ダメな軍隊」になったのか
なぜ日米同盟は生まれたか/地位協定の前提は「日本全土戦場化」/すでに日米同盟は役割は終わった/掃海業務から始まった海上自衛隊/なぜ海自と海保は仲が悪いのか/米軍のDNAから産まれた空自/「終わりから始める」陸自のおかしさ

6章 「セキュリティ」なき国家は滅びる
軍法会議なき日本/なぜ日本の自衛官には機密情報を見せないのか/セキュリティ・クリアランスとは/なぜ日報問題は深刻なのか

7章 日本の国家戦略を一から考える
周辺国の国家戦略から逆算する/中華帝国拡大の限界点は?/「金王朝の存続」のみが国家戦略/日米関係は、カナダに見習うべし/「ゴッド・ブレス・アメリカ」を歌う日本の将校たち/北朝鮮はあっという間に負ける/陸自を解体して国際貢献部隊にせよ

8章 激動の東アジア──「最悪の事態」から発想せよ
MLCOAとMDCOA/日本にとっての「最悪のシナリオ」とは/北朝鮮のミサイルは恐るるに足りず/MDMPとは/日本のCOAを考える/アメリカは大陸政策は苦手である/はたして日本は核武装すべきか?

【著者略歴】
飯柴 智亮(いいしば ともあき)軍事コンサルタント/元アメリカ陸軍大尉。1973年東京都生まれ。米軍に入隊するため19歳で渡米。北ミシガン州立大に入学し、士官候補生コースの訓練を修了。99年に永住権を得て米陸軍入隊。2002年よりアフガニスタン「不朽の自由作戦」に参加。03年、米国市民権を取得して04年に少尉に任官。06年中尉、08年大尉に昇進。S2情報担当将校として活躍。日米合同演習では連絡将校として自衛隊と折衝にあたる。09年除隊。11年アラバマ州トロイ大学より国際政治学・国家安全保障分野の修士号を取得。著書・多数。


【著者紹介】
飯柴智亮 : 軍事コンサルタント/元アメリカ陸軍大尉。1973年東京都生まれ。16歳で渡豪。米軍に入隊するため19歳で渡米。北ミシガン州立大に入学し、士官候補生コースの訓練を修了。99年に永住権を得て米陸軍入隊。2002年よりアフガニスタンにおける「不朽の自由作戦」に参加。03年、米国市民権を取得して04年に少尉に任官。06年中尉、08年大尉に昇進。S2情報担当将校として活躍。日米合同演習では連絡将校として自衛隊と折衝にあたる。09年除隊。11年アラバマ州トロイ大学より国際政治学・国会安全保障分野の修士号を取得。極真空手初段

小峯隆生 : 1959年、兵庫県生まれ。編集者、作家。筑波大学非常勤講師、元・同大学知的コミュニティ基盤研究センター客員研究員。同志社大学嘱託講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金吾

    △題名にひかれて読みましたが、スパイやリーダーシップのようになるほどと思える話もありますが、ほとんどが米軍将校として勤務した期間がそんな長くないためか思い込みと伝聞による浅薄な知識の羅列に感じました。すぐに読める本だったのが救いでした。

  • MICKE

    では自衛隊は軍隊の体をなしていないから、9条に関しては合憲の範囲なのかもしれないな、

  • さとし

    最近では、バラエティ番組等で自衛隊の映像を見る機会が増えたような気がする。そこでは、肉体的にも精神的にも装備的にも非常に優れた様が映し出されており、とても弱点があるようには見えなかった。むしろ、日本国民として誇らしささえ感じた。しかし、本書では自衛隊の弱点が実践的に暴かれている。敵国が日本に攻めてきて防衛することを想定したとき、日本本土に上陸された時点で敗けが確定している。陸上での防衛を想定してはいけないというのは、衝撃的であった。

  • もこみち世之助

    経済とか政治とかを度外視して軍事視点で物を考えるとこうなってしまうのか。911が中国の陰謀とかもう時間返してください。

  • たかひー

    ★★★★ 若干考え方がアメリカ寄りのように感じられるが、それでも本の中でなされている問題提起は勉強になる。

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