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ヘイトをのりこえる教室 ともに生きるためのレッスン

風巻浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272331123
ISBN 10 : 4272331124
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ぼくたちの日常のなかには“いろんな人”がすでにいる。無関心ではなく、差別やヘイトによる分断でもなく「いっしょに生きていく」ためには何が必要なんだろう?多文化共生のリアルと向きあってきた2人から次世代へのメッセージ。

目次 : 第1部 ヘイトってなんだろう?(見えないものを見ること―この本を読むための助走として/ 多民族・多文化のまち川崎での出会い/ ヘイトは何を壊してしまうか/ ヘイト現象を考えるための基礎知識―ステレオタイプと偏見、マイクロアグレッション、差別、特権)/ 第2部 差別の歴史の上に立つぼくら(この国で外国人はどう生きてきたか/ 「入」の現在と「出」の歴史―日本からの「移民」の歴史、90年代以降の日系人、そしてぼくら/ 人種差別(レイシズム)とジェノサイド)/ 第3部 「ともに生きる」ためのレッスン(ぼくらは差別と無関係なのだろうか?/ 「ともに生きる」というけれど/ ヘイトをのりこえる、ぼくらのありかたは―東アジア市民、アライというありかた ほか)

【著者紹介】
風巻浩 : 1955年生まれ。東京都立大学特任教授、聖心女子大学非常勤講師。神奈川県立高校で社会科教師として勤務するなかで川崎地域の外国籍住民の歴史発掘や高校生による多文化共生の活動に取り組んだ。日本国際理解教育学会、日本社会科教育学会、開発教育協会、歴史教育者協議会会員。専門は社会科教育、国際理解教育、開発教育、多文化共生教育

金迅野 : 1960年生まれ。在日大韓基督教会横須賀教会牧師、立教大学大学院キリスト教学研究科特任准教授。専門は実践神学、多文化共生論と人権教育。マイノリティ宣教センター運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • フクロウ

    結局最後の一人の傍に立つのではなく徒党の側につくとしても、せめて逡巡や煩悶はするようになって欲しいし、これは良くないことだとよぎるようになって欲しい。人生、最後の一人の横に自分一人であっても立つことさえできればあとのことはある程度どうでも良くないですか。あるいは、みんなが最後の一人の横に立つ、そういう社会を目指さないでどんな社会を目指すんですか。そんな気持ちになった。ハウツーやTipsをいかにタイパよく吸収して処理していくかが正しいとされがちな現代で、否、だからこそ深くゆっくり問い自体を考えたい。

  • のんたろう

    ヘイトがはびこる社会をどう生きていくかを共に考えようと若者に呼びかける。帯にある「学び、自ら気づき、勇気を得て、歩を進めよう」という言葉は、本書の姿勢をよく表わしている。例えばヘイトの現場を捉えた写真を見たとき、ひどい、とか、かわいそうだとか言うだけでなく、自分はその写真のどこにいるか、どうしてそう思うかを問うことが大事だという。考えること、対話することの大事さを思う。

  • oanchan

    最初の数ページを読んで、しばらく放置。いかに自分が考えなくなっていたかを思い知ったから。正確には若い時はもっと耳を傾けて、考えていたはずなのにと、自己嫌悪。この本では差別やヘイトに対する結論では無く、なぜそういうことが起こるのか、そういう気持ちになるのか、考えることの大切さを伝えている。考えることをやめるのは、差別する側にまわることだと思う。若い人にぜひ読んでもらいたい。

  • Sachiko

    差別について、例を挙げながらやさしく解説している。語り掛ける口調で書かれていて読みやすい。差別について傍観者であってはいけないということを心に留めておきたい。

  • maaaaay22

    拾い読みという感じやけど、テーマからは考えられないほど読みやすく、ぬぬぬ〜参考にしたいです。勝ち負けがある社会だと、勝者は勝者で孤独になるのでは?というのはハッとする。社会と触れ合うことで学びほぐしができる。責任と考えるとしんどいけど、応答するって何か他の文章でも読んだ気がして、自分の言葉で話せるようになりたい。いつか。人の痛みを受け取るセンサーは、自分にすきまや居場所がないと難しいよね、というのもいまちょうど考えてたことでウンウン。

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