仮登記については、受験時代から苦手意識があり、実務に出てからも、あまり触れる機会がないこともあり、若干の不安が未だにぬぐえずにいる。 類書があまりないこともあり、頻繁に使うことはないかもしれないが、司法書士なら持っていても損のない書籍ではないか。

司法書士にとって、名変は基本中の基本の登記であるが、 ある意味、いちばん怖い登記とも言える。 名変の要否を含め、常にこの本で確認をしている。 司法書士事務所での必携の書籍と言えるのではないか。

「根抵当権」プロパーの書籍はそれほどない。 そういった点からも重宝している。 抵当権と相違する部分、例えば、確定の有無などはとりわけ参考になる。 また、著者への信頼も加味してお勧め。