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小説十八史略 3

陳舜臣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061851078
ISBN 10 : 4061851071
Format
Books
Publisher
Release Date
March/1992
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • レアル

    前漢の終わり辺りから三国時代の始まり辺りまで。匈奴との闘いで苦しめられていた漢。これだけを書くとまるで匈奴の方だけが悪く聞こえるが、この漢の絶頂時代に漢は版図を大いに広げた。この遠征中に匈奴に苦しめられたといった方が正しい。この劉一族を天下に霍(かく)や王といった専横一族も登場。そうした中、漢という時代が内部から腐敗していく。そして滅亡。漢を簒奪した王莽が滅んだ後、再び漢が成立(後漢)したが、今度は宦官、外戚など横行が酷かった。そんな中人々は立ち上がる。黄巾の乱が起こり、いよいよ三国の時代へ突入する。

  • 大阪魂

    ひさびさの歴史本!北方・三国志探したんやけど5巻からしかなかって陳さんの十八史略三巻ー三国志の最初の分載ってるんみつけたからゲット!前漢の武帝の後半からスタート、老害、取り巻きの権力闘争が目立ってきた中、実務家の宣帝が中興の祖になったけど、結局暗愚な皇帝と取り巻きのせいで前漢滅亡。抽選で?皇后になった女性の親戚・王莽が新を立てるも、周復古に誰もついてこず、慎重派・光武帝が後漢再興。でも宦官と史太夫の争いで国が乱れ、黄巾の乱、そして董卓、袁紹、曹操、孫堅、呂布、劉備って三国志メンバー登場!300年一気読み!

  • 紫陽花

    再読するきっかけとなった帚木さんの「日御子」の時代に入りました。紙の発明。漢委奴国王印。邪馬台国の時代ではないのですが、話が重なってきました。この本では、遼東太守の蔡肜の「古来、中国人は海を越えることを得意としていない。それだけに、海の彼方から来た、というだけで、すでに大きなショックなのだ。」という考えのもと、強い執念で倭王の朝貢にこだわり、これを実現させたとなっていました。一つの話も色んな尺度から見ると見え方が異なり視野が広がりますね。

  • ジンベエ親分

    武帝から王莽による漢の簒奪、その新が倒れて後漢の成立と衰退、そしていよいよ三国志時代の始まり、まで。武帝時代の英雄、霍去病の系統から霍光が出てきて、それが漢帝国を滅ぼす道の第一歩を刻ませるとは皮肉な話だなー。王莽による簒奪と新の建国は、その時代が短かったので、なんとなく前漢と後漢を合わせて「漢」という捉え方をしているけど、よく読めばこの2つはまったく別の王朝、というのが実情なんだな。三国志時代に仮に蜀が天下を取っていれば、前漢〜後漢〜蜀漢まで含めて「漢」という捉え方になっていたのだろうか。

  • さよちゃん

    「三国志」を読んでも、漢のことは末期のことしかわからなかったのですが、400年もの長い間、ずっとずっと謀りごとのオンパレード、殺し殺されと血塗られた王朝だったのだなあとゾっとしました。最後の方で劉備三兄弟が登場しましたが、私の知ってる劉備と全然違っていてビックリ。県偉の位が不満で酒飲んで「けっ、やってられっか」って、あなた、徳の人じゃなかったん?でも面白いし、文章読みやすいし、楽しいです。

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