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憲法とは何か 岩波新書

長谷部恭男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004310020
ISBN 10 : 4004310024
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

憲法は何のためにあるのか。立憲主義とはどういう考えか。時に憲法は人々の生活や生命をも左右する「危険」な存在になりうる。改憲論議が高まりつつある現在、その本質について冷静な考察をうながす「憲法再入門」。

【著者紹介】
長谷部恭男 : 1956年広島市生まれ。1979年東京大学法学部卒業。東京大学法学部教授同助手、学習院大学法学部教授を経て、専攻は、憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐島楓

    憲法改正議論の問題の理解を深めるために読んだ。大人のための再入門と帯にあるが、入門には難しいように思えた。どちらかと言えば概念的な事柄を論じており、実際的な知識を得るためには他の本も読む必要があるように感じた。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    岩波新書愛好会】#感想歌 憲法を創ると守ると改訂の力関係根源は何 民主主義だけではなくて人類の幸せ確保模索方法

  • 那由田 忠

    残念な本だった。疲れた。『憲法と平和を問いなおす』の方が良かったので、そちらをもう一度読もうと思う。一般的な説明や歴史も十分に語られていない。また、読者にきちんと理解させるというより、自分のメモのような「文献解題」が特にわかりにくい。一番がっかりしたのが憲法改正発議が2/3になっている説明の部分。共存の枠組から言って与党だけでなく、野党も含めてより大きな賛同が必要だという、ごくごく普通の説明がないことにショックを受けた。長谷部さんの学力・実力への信頼度がかなり落ちた。

  • まさにい

    僅か193頁の新書であるが書いている内容を全部理解することは難し。ここではまず立憲主義について説明している。僕の理解によると民主主義(多数者支配)に対して、憲法の理念は個人の尊重を最高理念としている。これは、少数者の権利も保障するものであるから、民主主義とは両立しにくい。この整合性をとるのが、立憲主義である。つまり、両立不可能な権利の尊重を『共生』という視点から考えた概念が立憲主義である。これは歴史的には宗教戦争で疲弊したヨーロッパにおいて、価値観の多様性を寛容と公正の精神から許容するという相対的概念だ。

  • ソングライン

    人間は自分自身のあるいは身近な親族や仲間の利害を第一に考え行動する者である。立憲主義は多様な考え方を抱く人々の公平な共存を図るために、社会全体に共通する利益を実現しようと討議と決定をおこなうプロジェクトであり、その根幹が憲法である。本書では民主主義に何故憲法が必要であるかを考察した後、憲法改正の意義とその手続きについて述べています。世界が多くの血を流しながら、幸福のためにたどり着いた現在、その根幹となる憲法についていかに知らないでいたかに気づき、何故知ることが出来なかったのかを考えてしまいました。

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